平成20年9月2日19時30分から、博多経友会9月例会が、
グランドハイアット福岡2階の宴会場で行われました。

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本日は、成功への心構え~描いた夢は必ず実現する~
(株)サクセスパワー福岡上射場敏夫社長の講演でした。

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上射場社長は明日で、(株)サクセスパワー福岡を初めて30年になります。
この30年で、いろんな出会いがあり、いろんな経験をした。

サラリーマン時代の話。

上司がつまらないので、やる気がなかった。
尊敬している部長が上射場社長に言った。
「この課長がいやだ!」「上司がつまらない!」と言わず、
「自分がいい課長になりたい。」「素晴らしい上司になりたい!」
と思わないのか?と言われた。

それから、自分のために投資することをやろうと思った。
上射場社長は毎日、夜居酒屋に行っていたが、
自分のためになる勉強会に行くことにした。
自分にどんどん投資することにした。

そして、1978年からSMIの仕事を始めた。
1979年、月に行った飛行士が「人間は自分が行きたい所に属している」言った。
類は類を呼ぶ。
頑張りたいと思えば、頑張る人に近づいている。

そして、ガムシャラに頑張って、1989年SMIの世界大賞を取った。
しかし、バブル崩壊とともに、いい営業マンからしかツールを買わなくなった。

その時に、一緒にSMIのツールを買い、頑張ったのが、
やずやの矢頭伸男社長夫婦。
知り合ったころは年商30億だったか、見る見るうちに、400億になった。

SMIを学ぶと、成功するには、法則があることがわかる。
「香酢のやずや」「お仏壇の長谷川」の成功にも法則があった。
成功者には共通点があった。
“成功は目標設定の結果にあるということ。”

上射場社長もサラリーマンの時は、ただ頑張っているだけだった。
しかし、成功者は、人生目標をもっている。
 1)仕事
 2)家族生活
 3)社会生活
 4)精神
 5)教養知識技能
 6)健康
を高めようと思っていなければならない。

SMIの販売を始めたころ、大きな製薬会社の社長に営業にいった時、
こう言われた。
「上射場さん成功して来なさい!そうしたら買うよ!」と言われた。
その時、人生をどうやって成功させようかと考えていなかった。
「自分の将来が見えてなかった。」
「自分の仕事が好きではなかった。 」
「自分の力を信じてなかった。」
相手は、経営者。

めちゃくちゃ勉強していても、全く上射場社長の営業が通用しなかった。
そのことに気づき、夜10時まで家に帰らなかった。
本を読み、勉強する毎日を送った。

家族も大切にした。
家に帰ったら、みんな寝ていて、家を出る時も寝ていた。
しかし、上射場社長は、家族とのコミュニケーションをとるために、
交換日記を付けた。
そして、携帯電話で連絡するようになった。

そのころ、京セラの稲森社長に言われた。
「類は類を呼ぶ!」
がんばっている人が集まるところへ行きなさい。

ビジネス目標を持つことも大切です。
仕事の目的、ビジョンを共有化していくことが大切。
3~5年後のあるべき姿を作ることが、最も大切。
それを作らないと、社員はついてきてくれない。

「部長になりたい!」という社員には、
どんなスキルが必要かを、十分に伝えることが大切。
欲するもののために働かなけらばならない。

「目標をどうやったら達成することができるか!」はあなたの心構えです。
心構えに対するモチベーションが必要です。
単なるやる気を出すことではない。

1)報酬のあるモチベーション
2)恐怖によるモチベーション
上記は一時的には良いが、続けると悪くなる。

3)心構えのモチベーション
自分自身の中から湧き出るものを作ること。
今の時代は、創意工夫をしないとやっていけない。
それをやって行かないと社員は育たない。

上射場社長が最初やっていたことが、
「売らないと生活ができない」という、1)と2)のモチベーションなのです。

商品を売ることではなく、
その人のためにいい商品だと思って販売することなのです。

心構え→行動を生み→成果を生む
心構えが肯定的だと、どんどん成果を生む。
心構えそのものをプラスに変えて行くことです。