11月7日朝7時より 株式会社フォーバル福岡支店の会議室で、
朝の勉強会「ステップアップ20」が開かれました。

今回の「DO IT!」は、アットホームが原点!

トマト&オニオン ファミリーレストランでした。

大手ファミレスチェーンが見過ごしてきたローカルエリアに
果敢に出店し、業績を拡大するレストランチェーン「トマト&オニオン」。

アットホームなアメリカのダイニングをコンセプトに
何度来ても楽しい家庭的な雰囲気がこのお店の魅力。

1107-2

小さい商圏で商売を成立させるのは
同じお客様に何度でも足を運んでもらうしかない!

と、同社では他よりも3割は多い豊富なメニューと

その大胆な改廃、そして手づくり感を重視した料理など
固定客を飽きさせないサービスに勢力を注ぐ。

子どもたちの誕生日には、プレゼントやその他のサービスがあります。
店全体で、おもてなします。

スタンプラリーもあります。
30個でいっぱいになりますが、途中でも、いろんな商品と交換でします。

そこが、「トマト&オニオン」の違うところ。

また、時間帯別で、今までの来客数から、1週間ごとに、来客予想をやっている。
そのお客様数により、仕入や、アルバイトの配置をしている。

町の行事も把握している。
例えば、事業参観日は予想外の来店がある。
そのようなデータは予め、予想し来客予想に反映させている。
また、出れる行事には、参加もしている。

1107-1

社長が各店長に言っているのが、
「直接お客様に接している店側の情報も大切にしてほしい!」
マニュアル通りにやるだけでは、ダメ。

お客様の声を、しっかり聞いていくこと。
現場でしかわからない情報収集はとても大切なことです。

新メニューができると、試食会を行っている。
「飽きられないこと!」が最重要している。

メニューが変わると、完成度を高めるため、1店で試してお客様の反応を調べ
お客様へパンフレットにして、配る。

改定メニューは、近隣地区一軒一軒を訪問し告知するなど
地域密着の活動が徹底されている。

全国から、フランチャイズの店長クラスも研修にくる。
たとえば、バースデイプレゼントの渡し方や、写真を撮るタイミングについて、
研修に来た店長に教授していました。

新人研修もミッチリ行います。新人、最初はキッチンに配属する。
社長は、キッチンの事がわかっていなければ、マネージャーとしての業務ができない。
と言う信念を持っている。

固定客創造への取り組みから、小商圏地域密着のあり方が伝わった。

社名 株)トマトアンドアソシエイツ
住所 大阪府吹田市江坂町1-23-101
設立 1973年
売上 120億6600万円(1998年9月期)