10月10日19時より、名島球場で行われた
クライマックスシリーズ!(Aリーグ最下位決定)
クローズ戦は、両チームの投手とも、毎回
3人ずつで攻撃が終わる、素晴らしい立ち上がり。
両投手好投の緊迫したムードの中、クローズは
5回に2つ4ボールで、1アウト1、2塁のチャンス。
しかし、キャッチャーの松嶋は落ち着いた判断で、
難しいキャッチャーフライを取り流れを引き戻し、
0点に抑える。
その裏、6番古川智也がヒット、7番春日が2塁打で
1アウト2、3塁。8番のピッチャー強打者の鳥山は
敬遠で満塁。クローズのピッチャー佐伯は、8番
バッターの私と勝負。
「バカにするなよ!」と意気込んで打席に入るが、
2ストライク2ボールの後、自信を持って見送った
低めのストレート、しかしストライク。三振。
「残念!」
しかし、2アウト満塁でDHの中村君が、慎重に
ボールを見分け4ポールを選び、押し出しで
アワーズは虎の子の1点を取る。
中村君は、前回勝利したときも、0対6から最終回に
7点取り勝利したときも、決勝打となるデッドボールで
勝利打点を取った男。
何か神がかりなものを持っています。
「中村が後に居てよかった!」と心から思いました。
一方、ピッチャー鳥山は6回表、7回表と危なげな
ピッチングで押さえ、福岡アワーズが1対0で勝利。
初回からライトを守り、選手として参加していた私も、
7回表のゲームセットを迎えた時、感極まる思いでした。
守っては、先発投手でチームのエースの鳥山君が
1安打完封。素晴らしいピッチングでした。
クライマックスシリーズに、この様に緊迫するゲームができて、
監督の私も幸せです!これで、今期の試合は全て終了です。
今年も選手たちは、4月から今日まで、一度も棄権することなく
試合ができたこと、心から感謝します。誠にありがとうございました。
皆、本当によく頑張ってくれました。来年も4月が開幕です。
2010年もよろしくお願いします!