4月9日朝7時より、フォーバル福岡支店会議室にて、
ステップアップ20が行われました。
この日の「DO IT!」は、「伝統は人が創る。
ブランドの強さはこうして作る!株式会社ふくや」
でした。
朝鮮から引き上げて、福岡で販売を始めた
「ふくや」の創業者 川原俊夫さんがむこうで
食べた惣菜の味を再現したのが「明太子」の
はじまり。
日本人に合う味を求め、試行錯誤を重ねた後、
明太子はヒット商品になった。最初はあまり
売れなかった明太子。しかし、新幹線の整備
などで明太子は知名度を上げ、売れて行った。
厳選されたチェックの後、パック詰めをする。
商品の品質を保つ為、衛生面には最善を
尽くしている。生ものなので、原料段階で悪い
菌がついてないようにする為、高い検査をして
いる。川原社長が、ふくやの100年後を考え、
社員に話した。その時、製造からキチンとした
事をしていると表示する為に、ISOを取った。
ふくやは、ご来店頂いたお客様に、お茶の
サービスをしている。店員さんは、お客様に
満足して頂いているかどうかをいつも考え、
対応していると言う。店頭でアンケートを
取ってみた。その中で、「店員の対応は
いかがですか?」という設問に「良い」と
書いている方は、皆「味は美味しい。
価格は安い」と回答してくれているが
「悪い」と回答している方は、「味は普通、
価格は高い」と答えている。
店員さんは、「お客様が商品をお買いに
ならなくても、笑ってお帰りになる店舗を
めざしている。」と言う。もちろん、待ちの
体制では無く、攻めで対応。ふくやのファン
作りを社員全員で考え行動している。
お客様の声を書いてもらう様にしている。
その声は注目し、お客様対応について、
いつも気を付けている。
苦情やお問い合わせは、キチンと対応する。
アンケート結果が一番大事。ふくやアンケートが
かえって来なくなったら、危ない。客様の声を
大事にしている。それが、ふくや発展の一番の
ことなのだ。
「ふくやはどんな会社ですか?」という質問に
「男性女性関係なく、思いっきりやらせて頂ける
会社です。」と答える。やる気がみなぎった回答
だった。どうしてそんな風土を培われたのか?
研修の参加は自分の為。地域行事に参加する事で
一人前。その中で、役をもらうことで、社会貢献が
できる。それは、名誉なことなのだと決めている。
それもふくやの社員さんが元気な秘訣なのだろう。