今日のブログは、4月24日のブログの続きになります。
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毎回お話いただく講演者には、たくさんのビジネスヒントを
いただいている。勉強になった例を1つ皆さんへお話したい。

2009年9月に講演の(株)ジャパンシーフーズの井上幸一社長は、
商品を絞り込む商品戦略と販売先を絞り込んだ顧客戦略、
販売方法をシステム化した販売戦略に感動した。
(株)ジャパンシーフーズさんは、魚をメインに加工販売して
いる会社。しかし、商品は魚全般ではなく、アジとサバ。
それもアジがメインで売り上げの85%を占めている。アジでも、
刺身だけを売っている。販売先は全国のスーパー。私たちが
販売しやすいと思える居酒屋などには売らないのだ。商品は
魚のアジ。販売先は、全国のスーパーのみ。発注があると
翌々日の朝には全国のスーパーに必ず商品は届く。
このシステムを開発し、現在の売上は23億円。この話を聞いた
時に私は目からうろこが落ちた。これこそ、ビジネスの最先端。
ランチェスター経営の竹田先生がいう商品戦略と顧客戦略、
販売戦略がキチンと整理され、利益をもたらしている。
素晴らしい戦略を持つ社長だった。

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もう一人は、2009年11月に講演いただいた(株)ストーンマーケット
の中村泰二郎社長。(株)ストーンマーケットさんは、アクセサリーを
売るお店。現在では全国に120店舗。海外にも3店舗出店している
大企業だ。年商は100億円を超えている。今まで急成長してきた。
しかし、中村社長は言う。「熊本上通に最初の1店舗目を自分
一人で開業。それから1店1店、店を増やしてきただけ。店を
増やしてきていたら、こんなに成長してしまったのだ」と言う。
1つの店舗に店員は6人。店長は1人。店長だけは社員。あとの
5人はアルバイト。そのアルバイトが社員になりたい。店長を
やりたいと言ってきたら、店長の業務について説明。1店舗
出すのに約3000万円必要であること。アルバイトとは違う、
厳しく責任感のある業務である等を説明する。そして、それでも
頑張りたいと言ってきた人には、店を出してきた。その結果が
123店舗。
起業したのは福一不動産と同じ平成7年。しかし、(株)ストーン
マーケットさんは100億円企業。その成長にはどんな秘密が
隠されているのか?と思っていたら、いたってシンプルだった。
1店舗の大きさと店員数を決めて店舗展開。自社店舗内から
人材を確保し、多店舗展開していったのだ。誰が聞いても、
簡単な方法だが、それが1番良い方法であり、堅実だと思える。
商品を特化し、店の大きさを限定して、店舗展開を全国へ。
中村社長がやる気のある人材を見つけ、キチンと教育して店を
出していった結果なのだ。
主材料である石の仕入れは、必ず中村社長が行うという徹底ぶり。
1.どこでも仕入れられない商品を
2.誰もやらない方法で
3.直接販売する。

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健康食品香酢「やずや」さんの経営計画書に書いてある法則とも
同じなのだ。1~3が盤石な会社づくりの方法なのだ。

上記のような社長の講演をお聞きすると「博多経友会」を継続
していて良かったと思う瞬間だ。こんなに素晴らしい経営を
している社長が博多にいる。それも井上社長等は10年以上前から
知っている。しかし、お会いしない間に、こんなに素晴らしい
戦略をたて、急成長している。中村社長は、2つ年下。起業した
時期も同じ。
お二人とも正しい経営方法を考え、確実に実績をあげている。
心から感動した。教えていただけなければ、わからないこと
だらけだった。
博多経友会では、先端をいっている社長のビジネスを博多にいる
経営者や起業を考えているビジネスマンへ伝え、博多全体を強く
確かな街にしていきたい。心からそう思っている。私だけでなく、
多くの方にこの感動を伝えたいと考えている。

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まとめ
博多の元気な社長の講演を聞き交流を深めることで、私自身と
博多の経営者、起業を考えているビジネスマンが元気になり
強くなること。博多経友会はそんな方達を応援している。