会議室にて行われました。
この日は、2011年1月20日に放送されたカンブリア宮殿の
「会社は自分のものだ!自ら考え、自ら良くしろ!
未来工業 創業者 山田昭男氏」でした。
「小さな差別化が職人に支持される。」
コンセントの裏側にあるスライドボックスのビスの穴に
突起をつけ、いくつもの穴を付けました。
壁の穴からスライドボックスを探すために、アルミのテープを
付けることで、壁の向こうにあるスライドボックスを簡単に
探すことが出来ます。このアイデアが、商品の売れ行きを
上げて行きました。
スライドボックスは85種類もあり、用途に合わせて作っています。
どのボックスも利用されています。あまり儲からないものを
たくさん作っているので、お客様が使ってくれる事になり、
工夫がニーズに変わったのです。
普通の会社にあって、未来工業にないものがたくさんあります。
タイムカードがない。
ノルマがない。
給与はもらいすぎ。平均600万円台。
残業はない。
4時45分には帰る。
未来工業には「常に考える」の文字が至るところにあります。
1つのアイデアを出すごとに最低500円を払っています。
例を出すと、電話に対しては、当番を時間で切って交代制で
行っています。それだけで、提案者は5万円をもらいました。
1番多く提案を出している社員は、年に200もの提案を出して
います。この提案の数だけでトップ賞を取り、合計で30万円
もの報奨金をもらった社員もいます。
考える事で、他の良い提案が生まれてくるのです。
日本人は、任されると裏切れない。
結果、年間休日140日。給与にも満足。
やる気をもってやってもらう為には、先にニンジンを
下げるのです。
17時30分には家にいます。
もてなかった息子が、結婚相手を見つけてきました。
人の人生さえ、会社が変えてくれるのです。
残業を取ると、食べて寝るだけになってしまいます。
残業がなくなったら、人生を謳歌できます。
その分、仕事を頑張ろうと考え、やってくれます。
私が目指す会社だと心から思いました。
社員のアイデアで、会社が儲かり満足のいく給料を出せる。
そんな会社に出来たら…と思いました。