ホテルクリオコートにて開かれました。
今回の発表者は、一水会の司会を担当して頂いている
山内コミュニケーションズの山内美智さんでした。
山内さんの本業は、研修の講師です。
今まで200~300回近く研修を行ってきました。
研修を行った方は様々、役職も様々です。
研修をすることで、講師側も大変勉強になっています。
研修をやっていての課題は若い世代の方とどうコミュニ
ケーションするかです。
山内さんは東京へ行き研修していますが、それをどう
伝えるかはいつも考えています。東京で学んできたものは、
福岡用に加工しないと伝えるのは難しいのです。
特に、若い世代の方とのコミュニケーションは難しいのです。
ここで質問、「若い」はどんな世代でしょうか?
Windows95が発売されていた1995年に成人しているかどうか
だと気付きました。1995年に成人している世代は、同じ言葉で
通じるのですが、若い世代はそうではないのです。
私達は、パソコンや携帯のキーを押して動かす世代。
しかし、彼らはタッチパネルの世代なのです。
若い世代と、どうコミュニケーションを取ればいいのか?が
難しくなります。大きく分けるとプロセスで話す人と、結論から
話すタイプに分けられます。そこにも、職種・業種・階層によって
身につけているコミュニケーションのタイプが違います。
タイプを4つに分け、自分はどのタイプに所属していますか?と
聞くと、ひとつのタイプに集中することが多いのです。
新入社員の研修をやって感じる事があります。何かの
投げかけをすると、反応が1テンポ遅れる感じるのです。
ゆとり世代の彼らは、山内さんより1テンポ遅いのです。
しかし、感受性が悪いという事ではありません。
リアクションもよくないので、わかっているかどうかが
伝わってこないのです。毎回キチンと理解しているかを
確認していかないといけない気がします。
法人会で報・連・相のセミナーをやっていると、社員さんから
言われる事があります。上司から叱られることの多くが、
「結論から言え!」と「何を言っているかわからない!」と
言われる事です。山内さんが教えているのは、結論から
言うように話しています。その理由は、結論から言う事で、
上司は次の仕事へ向かうことができるからです。
「何を言っているかわからない!」と言われる要因は、的確で
もれなく伝えることが出来てないからです。的確に伝える事が
ビジネスには必要だからです。的確でもれないようにする方法は、
5W1Hで伝えることなのです。
若い人達とコミュニケーションを取る処方箋は・・・
一番は、違うという事を認識する事です。体験を失敗談、
成功談をたくさん語って下さい。成功例は、自慢話に
伝わる可能性があるので、物語風に他人事のように
伝えるといいのではないでしょうか。
若い世代との付き合い方も勉強して行かなければならないと
勉強していかないといけません。