5月11日朝8時から、博多法人会早朝勉強会の一水会が
ホテルクリオコートにて開かれました。

今回の発表者は、一水会の司会を担当して頂いている
山内コミュニケーションズの山内美智さんでした。

山内さんの本業は、研修の講師です。
今まで200~300回近く研修を行ってきました。
研修を行った方は様々、役職も様々です。

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研修をすることで、講師側も大変勉強になっています。
研修をやっていての課題は若い世代の方とどうコミュニ
ケーションするかです。

山内さんは東京へ行き研修していますが、それをどう
伝えるかはいつも考えています。東京で学んできたものは、
福岡用に加工しないと伝えるのは難しいのです。

特に、若い世代の方とのコミュニケーションは難しいのです。
ここで質問、「若い」はどんな世代でしょうか?
Windows95が発売されていた1995年に成人しているかどうか
だと気付きました。1995年に成人している世代は、同じ言葉で
通じるのですが、若い世代はそうではないのです。
私達は、パソコンや携帯のキーを押して動かす世代。
しかし、彼らはタッチパネルの世代なのです。

若い世代と、どうコミュニケーションを取ればいいのか?が
難しくなります。大きく分けるとプロセスで話す人と、結論から
話すタイプに分けられます。そこにも、職種・業種・階層によって
身につけているコミュニケーションのタイプが違います。

タイプを4つに分け、自分はどのタイプに所属していますか?と
聞くと、ひとつのタイプに集中することが多いのです。

新入社員の研修をやって感じる事があります。何かの
投げかけをすると、反応が1テンポ遅れる感じるのです。
ゆとり世代の彼らは、山内さんより1テンポ遅いのです。
しかし、感受性が悪いという事ではありません。

リアクションもよくないので、わかっているかどうかが
伝わってこないのです。毎回キチンと理解しているかを
確認していかないといけない気がします。

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法人会で報・連・相のセミナーをやっていると、社員さんから
言われる事があります。上司から叱られることの多くが、
「結論から言え!」と「何を言っているかわからない!」と
言われる事です。山内さんが教えているのは、結論から
言うように話しています。その理由は、結論から言う事で、
上司は次の仕事へ向かうことができるからです。

「何を言っているかわからない!」と言われる要因は、的確で
もれなく伝えることが出来てないからです。的確に伝える事が
ビジネスには必要だからです。的確でもれないようにする方法は、
5W1Hで伝えることなのです。

若い人達とコミュニケーションを取る処方箋は・・・
一番は、違うという事を認識する事です。体験を失敗談、
成功談をたくさん語って下さい。成功例は、自慢話に
伝わる可能性があるので、物語風に他人事のように
伝えるといいのではないでしょうか。

若い世代との付き合い方も勉強して行かなければならないと

いう事が、山内さんのお話でよくわかりました。
勉強していかないといけません。