2月1日16時30分より、福岡県法人会青年部会
連絡協議会役員会がモントレラスール福岡にて
行われました。
この日は、福岡税務署より福岡国税局課税第二部長
山崎博之氏がお越しになり、「税金ここがわかりま10(テン)」
という演題で、税金について分かりやすくお話して頂きました。
申告納税制度の歴史
昭和20年に所得税が創設されました。その頃は、予算申告
制度でした。しかし、連合国司令官から、セルフアセスメント
システムが採用され、昭和22年から申告納税制度を開始
しました。施工はしましたが、課税見込みに対し、人員は
57%、所得金額は37%、税額では17%しか申告して
きませんでした。
申告制度が適正円滑に機能する為には、適正に履行
されなければなりません。
・税の意識の必要性の理解
・正確の税知識の普及
・正確な納税意識
などを提唱して行く必要があります。
という事で、今まで税務署もたくさんの活動をしてきました。
納税者サービスの充実
~ITを中心とした取り組み~が必要です。
Eタックスなどは、その典型的な納税方法です。
そもそも日本の税金は高い?安い?
個人の所得税は最高50%
法人税は40.69%
消費税はデンマーク、ハンガリーは25%
日本は、5%
消費税は低いですが、他の税は高い税率になっています。
OECD諸国の税負担率は日本は下から2番目。
国民負担率は下から4番目。租税負担率は下から2番目。
6360万人のうち80%が納税者です。
世界的に考えても、さほど悪くない割合です。
世界的には、租税条件交渉も頻繁に行われています。
いろんな見方がありますが、税金についての理解を高めて
もらう為に税務署もたくさんの努力をしています。
私達も税の大切さを理解し、税の納付や税率を理解して
キチンと納税したいものです。