毎月、第一火曜日は、経営者同士の交流会である、経友会を主催しています。
(経友会とは、こちらをごらんください)
今回の経友会では、フードコンサルタントである、(有)ヴァルハラの才田裕一さんにお話をしていただきました。
才田さんの経歴は
関東にある大手外食チェーン店に入社し、調理→副店長→店舗建直し→本部人事部移動→社員教育→調理技術指導を携わってきました。平成8年に、外食専門の経営コンサルタント会社へ転職をし、平成14年7月福岡にて独立、(有)ヴァルハラを設立。
業務の内容は飲食店のオープンから経営や社員教育、経営指針作成などを行い、繁盛店づくりのお手伝いをしています。
経友会では、バイトや社員採用、教育についたでした。
パート・アルバイトが働く割合が高い業界の外食産業。今回
は、外食専門の経営コンサルタントとして日本全国で活躍して
いる才田氏に、パート・アルバイトスタッフに対する教育法に
ついてお話していただきました。
話は基本的なことがほとんどでしたが、素晴らしい内容でした。
面接は人事の基本ですが、非常に難しい。いろんな経験をから、判断するのですが、査定基準はその人の仕事に対する“前向きさ!” 時給制の場合時間働いてその時給さえもらえればいいと言う人は“B級”これが悪い訳ではないが、どうせ採用するのであれば、自分で仕事を探し、気づいて動く人“S級”を捜すこと。
しかし、“S”級はなかなか居ません。“A”級はまだ多く居ると思いますので、“A”級を取り“S”級になってもらうように教育していくことです。
“B級”は“B級”なりの教育をしていく事が大切です。
例を言えば、話を聞く時の姿勢!背筋を伸ばし話を聞く姿勢を教える。
また、ミーテングや朝礼で、メモ帳、ボールペンを望ませること。
きちんと書くことを教え、書いたことについて質問してあげる。正しく書いていることを誉める。
そして、そのメモを持って帰り、質問があれば次の日に質問してください。
と言って、次の日に質問を言ってくる人はOK。質問をしてこない人を教育すればいいのです。
採用した人が出来ないのは、出来るような研修システム、例えば声の出し方や姿勢、動作等を採用した側が作ってないから。(出来ない相手を責めてはいけないことが大切。)
とのこと。納得させられ、自社でも取り組める内容で勉強になりました。
正社員についても、教育は必要ですから。