5月27日福一不動産の選ばれた社員6名で
京都にあるサントリーさんの山崎工場見学に
新幹線に乗っていってきました。
2週間ほど前、サントリー福岡支店の
岩城俊弘部長より
サントリー『ウィスキー響』の山崎工場へ
見学しに社員全員でぜひ来てほしい!と
会社を休ませる訳に行かないので
6人選抜して、行くことになりました。
朝の朝礼後、博多駅の新幹線改札前に
8時20分集合。
サントリー福岡支店の福田康平部長(写真↑)自ら
私どもと動向して頂きました。
お弁当までご準備いただき、ありがとうございました。
12時28分新大阪駅到着。
JRにてサントリー山崎工場のある山崎駅へ。
山崎駅で、サントリー福岡支店岩城俊弘部長と合流。
駅から徒歩10分程でサントリー山崎工場到着。
今では、このサントリー山崎工場は
観光の名所になっているらしく
沢山の観光客が来ていました。
(写真:駅のホームにサントリー山崎工場見学の看板が貼ってありました。)
立派な工場で、かなりの広さ。
このサントリー山崎工場は、日本最古(1923竣工)の蒸留所。
早速、工場内の見学へ。
この工場で何でもご存じな、サントリー山崎蒸留所品質担当
ジェネラル マネージャー副士さんが
大変わかりやすく説明と案内をしてくれました。
1.糖化室
麦芽を細かく砕いて温水とともに仕込む。
この部屋は甘酒のような匂いがしていました。
小窓から仕込まれた液体を混ぜているのが見えて
水面に泡が浮いていました。
2.発酵室
麦汁を酵母を加えて発酵させます。
大変暑く、酸っぱい匂いがしました。
大きな樽のふたを開けて、発酵している白い液体を
見せて頂きました。
ここでアルコール度約7%になる。
3.蒸留室
銅製の蒸留釜(アラジンのランプみたいな形)
ポットスチルで2回蒸留。無色透明なニューポット(写真)と呼ばれる
原酒(アルコール度70%)の源ができる。
ちなみに焼酎は1回。
4.貯蔵庫
今度は暗く涼しい貯蔵庫。
「サントリーウィスキー響」は、いくつもの原酒を
ブレンドして作られるので原の大樽の部屋。
貯蔵して時間が経つと「天使のわけまえ」と言って
樽の中の量が減る。
(写真↑)
「サントリーウィスキー響」は、17年以上から市場に出るため
これ以上減っているらしい。
ウィスキーは蒸留した時は透明。
しかし、樽の中で熟成し琥珀色になる。
また、この樽の内部を焦がす。
その方が良い熟成をするという。(写真↓)
貯蔵庫の中に年代別に樽が並べてあり
社員の田中は、自分と同い年の樽と一緒に写真を撮っていました。
これでサントリー山崎工場見学は終了。
研修室に戻り、サントリーの副士さんの講義。
内容は、水割りの作り方やサントリーの歴史など。
昔は
「サントリーウィスキーレッド」のことを「赤札」
「サントリーウィスキーホワイト」のことを「白札」
と呼んでいた。
山崎は水がよく、軟水(硬度94)。ちなみにエビアンが硬度291
コントレックスは硬度1551。
この山崎の水が美味しいかどうか
直接飲んでみたら
甘くて美味しい。
この水と氷で、「サントリーウィスキー響」の
水割りを飲ませて頂きました。
いつも飲む水割りとは全く違い
美味しい!!
品質担当ジェネラルマネージャーの副士さんが言うには
ウイスキー糖分は、コニャックの1/50。
ポリフェノールも含まれていて、なんと香りでリラックス効果もある。
もちろん2回も蒸留するので、酔い覚めスッキリ!
福山大学の先生は「ウィスキーを飲むと老けない!」らしい。
ウィスキーってとっても体に良いみたいです。
「サントリーウィスキー響」は、前年比116%
「サントリーウィスキー山崎」は、前年比121%
の売れ行き。とっても勉強になりました。
サントリー福岡支店の岩城俊弘部長
福田康平部長ありがとうございました。