8月3日のSTEP UP20は、前代未聞を創造する
スーパーガソリンステーション
~生き残りを賭けた業態革新の挑戦~

今回の「DO IT!」は業界の現状に、
新しいコンセプトで挑み始めたガソリンスタンドのご紹介です。

来店台数は1日700台
業界平均では売上のうち、ガソリン等の油が70%油以外が30%が一般的。
しかし、スーパーステーションはその逆で3対7。
油への依存から完全に脱皮をしている。

もちろん業界全体は、赤字のガソリンスタンドが多くなっている。
スーパーステーションは実践的挑戦として、
ガソリンスタンドへお客様が“年間150回”お越しになることに着目。
スーパーステーションは油以外のアフターマーケットに目を向けている。

アフターマーケットの中でも、金額の高い車検に力を入れている。

もうすぐ車検実績3200台。
「スーパーステーションは給油もできる整備工場です!」
というキャッチフレーズを掲げて営業している。

また、オイル交換は潜在ニーズであり、
一般的には売りつけられるというところがあるが、
決して高くないことを伝え、絶対に売りつけない。
お知らせと言う手段を取っている。

それ以外にも、洗車のお客様には車の無料のクイックチェックを進めている。
無料のクイックチェックを了解頂いたお客様には、ありのままを伝えるだけ。
車の点検し整備することは、お客様にとって、お金を払って現状維持するだけ。
楽しいものにお金を使うこととは全く違う。
金額を提示し、お知らせすること、“チェックアンドリピート”を
繰り返しやっていれば、必ず返ってくる。

また、他のガソリンスタンドと違うところは、
管制塔がガソリンスタンドの3階ぐらいの高さにあり、
ガソリンスタンドで働く社員は全員インカムを付け、
フィールド全体を見渡せる、管制塔の管制官より指示を受け、
指示通り仕事をおこなっている。

これが、お客様を待たせない社員配置なのである。
管制官は1人。
1つ1つの連絡に的確な指示をしなくてはならないのが大変です。

1店の一ヶ月の売上目標700キロリットル1500万円。
しかし、最前線に立つのはアルバイトのみ。
入社時に的確な教育を受ける。
 1.腕時計ははずす。
 2.お客様の住所氏名を聞く。
 3.車検日を取る。
 4.来店のお客様へは声掛けを行う。

アルバイトが、「うちの車検は安いですよ!」と言ってチラシを渡す。
そして、独り占めシールを給油口に貼る。
独り占めシールをはっている車のお客様から車検の発注があったら、
報奨金が出ます。
ですから、お客様が多いほうが、アルバイトは収入が上がる。
車検シールを多く貼った方が給料につながる。洗車の発注も増える。

アルバイト社員には階級のワッペンが付いている。
レベルの高いアルバイトは洗車、オイル交換が等が1人で出来る。
もちろん、時給が違う。

バイトをしている人たちは、いい社会勉強になるといって励んでいる。
女の子でも1000円以上の時給を取っている娘がたくさん居ます。
バイトにやりがいを感じている。
スタンドはF1のピットと同じ。
自分の役目を考えすばやく行動するアルバイトが頑張っている
スーパーステーションはいつも活気に満ちています。

DATA
社   名:株式会社 スーパーステーション
代 表 者:代表取締役社長 増田信夫さん
本   社:横浜市都築区仲町台
設   立:1992年4月
売 上 高:8.6億円
従 業 員 数:正社員8名 アルバイト80人(登録数)
営 業 時 間:6:00~25:00(無休)

ステップアップ20は、九州へ台風が来たのにもかかわらず、17名が参加。
こんな日のビデオが良かったりするんです。
17人全員が、たくさんの発表をしてくれました。
そのせいか、時間をオーバーするほどの白熱ぶりでした。

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来週も多くの皆さまのご参加お待ちいたしております。