9月7日朝8時より博多法人会、朝の勉強会一水会が
ホテルクリオーコート博多にて行われました。
ホテルクリオーコート博多にて行われました。
本日の講師は、西研グラフィック 並田 正一社長
演題は「孫文と九州、辛亥革命100年」でした。
次期国家主席の習近平が一昨年、東京へお越しに
なり、福岡へ立ち寄られました。その時に、安川
電機を訪問したそうです。その理由は、孫文の
世界平和と書いた額が置いてあったからです。
孫文は、今の中国では一番尊敬されている人です。
中国をよくしていきたいと清朝を倒す辛亥革命を
起こしました。清朝を倒し、中華民国を作りました。
そして、孫文は総統に就任したのです。
その辛亥革命を起こして100年。
なぜ多くの九州人が孫文を応援したのか。
孫文58年の生涯のうち約8年9ヶ月もの間、日本へ
亡命・滞在を続けました。日本で、革命の資金や
応援を受けていたのです。孫文を応援していたのは、
玄洋社の頭山満さん。彼は孫文の革命思想に共鳴。
また財政的には創生期の映画人(日活のゼンシン)
梅屋庄吉さんが支援。儲けのすべて1000億円をつぎ
込んだ。そして裸一貫になりました。
安川電機の創設者安川敬一郎さんも、孫文に
月1000万から2000万円をつぎ込んでいました。
孫文は、福岡の著名人が心底応援したくなる
人物でした。
大正15年に亡くなり、また中国は2つに分かれて
しまいました。
中国発展の一番の理由は、辛亥革命を行った孫文の
おかげである、ということで、辛亥革命後100年。孫文で
”九州起し”各地で記念の催しが行われています。
日本は孫文とともに良いアジア創りをしたのだ!という
誇りを持ってほしいと思います。