開かれました。この日のDVDは、銀座のブスママでした。
銀座の常識を打ち破った、銀座ブスママの石川香さん。
18歳の時、30件クラブを1件1件面接に回りましたが、
ブスなのでどこも採用してくれませんでした。
「給料はいらないので、雇って下さい!」と言って、
やっと採用してもらいました。
「なんでこんなブスがいるんだ!」と叱られ、悲しくて
毎日トイレで泣いていました。しかし、泣いてばかりも
いられません。他のホステスさんと同じ接客を
していてましたが、大きな声でしゃべったり、
ドリフターズのコントの真似をして接客をして
いきました。しかし、受け入れられるハズも
ありませんでした。
4年後、社会的地位が高いお客様に「コウチャン」と
下の名前で呼んでみました。下の名前でお客様を
お呼びするのは、銀座ではタブーとされています。
しかし、毎日お固い仕事をしているお客様は、肩の
荷が下りて良いと言われました。
また、銀座のホステスは新聞を読んで政治経済に
詳しくなければならない所ですが、分からない事を
お客様に素直に聞くと、丁寧に教えて頂ける事も
わかりました。
そうこうしているうちに、指名をしてくれるお客様が増え、
No.1ホステスに登りつめました。しかし、お店はそんな
香ママを良くは思わず、排除しようと動いていました。
それなら、自分でお店をしようと思い立ったのです。
お店をオープンすると、たくさんのお客様が来てくれました。
たくさんの方に来てもらえたので、お店には入れず、
廊下や階段にもお客様が溢れました。
以前に働いていたお店には、閑古鳥が鳴いていると
聞きました。お客様はお店の名前ではなく、女の子に
つくのだ!とわかりました。
銀座には、売掛をホステスが保証する売上げ保証
制度がありますが、香ママはその制度を全面廃止。
また、ホステスさんは全て未経験者。それには理由が
あります。3つの利点があるのです。
1.店との間に信頼関係が作りやすい。
2.給与は安い金額から設定できる。
3.銀座の常識にとらわれなくて良い。
個人競争をさせず、チームにて競争させるようにして
いるので、皆で行きとどいた接客ができるようになりました。
サボらず、お客様の取り合いもなく、協力し合えるお店で、
お客様を大切にするお店作りが出来ました。
香ママのバイタリティーが伝わるビデオです。
弊社の社員教育や経営方法にもたくさんのヒントが
ありました!