10月6日朝8時より、ホテルクリオコートにて行われた
「博多一水会」に参加してきました。

本日の発表者 二人目は、(株)カウテレビジョン
高橋康徳氏で、演目は「香港から見た日本」でした。

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高橋社長は、香港に1ヶ月間取材に行っていたそうです。
香港と日本とは関係が深い。23名の活躍されている方々に
インタビューをしてこられました。

1842年アヘン戦争でイギリスの植民地になり、1997年
中国へ返還。155年間イギリスの植民地でした。しかし、
香港は世界的な危機があってもその危機を独自で回避
してきました。香港は「世界で唯一、小さな政府で低税率が
成功した」行政区です。

法人税0%、所得税0%、相続、贈与税0%の国なのです。
そういうところからも、世界の各国から注目されています。

◎香港の教育事情
母親が妊娠したときから受験戦争が始まると言って良いほど、
優秀な人材を育てる環境がある。外貨を稼げる国際人作りを
目指している。2歳で自国語ではなく、英語での面接を受ける。

◎香港人は日本が大好き
スイカは一玉10000円。その値段と理由を、子供が説明する
勉強をしている。他にも、日本製のクオリティの高さを国民が
評価している。

メイドインジャパンの素晴らしい所を学ぶ気質があります。
特に、消費の中心となる30~40代の方々は、日本文化で
育ったのだという事もその理由にあるようです。

香港人は「洗練されている」という自負をしています。
その誇りは、親日というところからもあると思われます。
また、日本食は香港で日常食となってきています。
週に3回も日本食を選んでいるようです。

◎香港と中国の関係は
日本で作った商品は、一度香港で試し、市場調査して
中国に出すという流れが一般的になってきています。
中国の高度成長化はすさまじいものがありますが、
その主導権は、中国側ではなく香港にあるように感じました。

外国勢は日本市場を熱心に研究しています。香港も同じです。
自立すること。香港のように、外貨を稼ぐ力を持つことだろうと
思います。日本商品のコピーを恐れずどんどん与える事。
与えれば求められ、活用の場が広がる。

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しかし、日本人にとっての最大のリスクは、国際市場に対する
「無知」だと思われます。

高橋社長が香港にて得たカルチャーショックは、凄まじい
ものだと感じました!ぜひ、近いうちに行ってみたいものです。