PはPLAY=計画する。
DはDO=行動する。
CはCHECK=確認する。
AはACTION=改善する。
この4つを「PDCA」という。意味を理解できる
だろうか。仕事や仕組みを考える時、この手法を
私はよく使う。これを図にすると左記のようになる。
どんな仕事も、計画→実行→確認→改善という
流れで行うはずだ。
新しいビジネスを始めようとしても、同じことを
する。業務の改善をするときも同じ。しかし、
成長企業はこれからが違う。この「PDCA」を
1回では終わらせない。2回、3回と何度も繰り返す。
このことが大切なのだ。
私達の周りにある商品もその「PDCA」を繰り
返しているものが多いのではないだろうか。私が
今、使っているパソコンも10年前のものと比べると、
現行のソフトウエアの内容や機能レベルは違う。
10年前のパソコンは化石ではないかというぐらい
改善されている。3年前のものでも、違いは明らかに
わかる。その違いは何なのだろう?と考えてみる。
パソコンメーカーやソフトウエア開発会社も
「PDCA」を何回も何回も行っていることがわかる。
その結果、パソコンの場合は、使いやすさや
機能性の改善が至るところに現れているのだと思う。
携帯電話も「PDCA」の繰り返しを続けた成果では
ないだろうか。電話線無しで、どこでも持ってまわれる
ようになっただけでも凄い。最初に出た携帯電話は、
弁当箱程度の大きさで、現在のサイズとは全く違い、
かなり重かった。電池は90分しかもたなかった。
いつの間にか小さくなった。電池も長持ちするように
なり、ディスプレイは白黒からカラーになり、
よく繋がるようになった。今ではメールができ、
誰でも持っている。テレビも見ることもできる。
誰もが使いやすいものになった。華々しい進化を
遂げている。
この成果を上げたのは、携帯電話会社が懲りずに
行った「PDCA」なのだ!