4月2日朝7時より、フォーバル福岡支店会議室にて、
ステップアップ20が行われました。
この日の「DO IT!」は、「美しい心が輝く教習所
益田ドライビングスクール」でした。
2週間の教習で、運転免許を取ってもらう自動車教習所。
島根県益田市の郊外に、益田ドライビングスクールはある。
島根県だけではなく、県外からもたくさんの方がやってくる。
生徒さんはお客様。教官はインストラクターと呼んでいる。
親切丁寧に教えてくれる。
免許を取りに来ている人達をゲストと呼ぶ。お客様一人
ひとりが違う。その方に合った教習を行っている。
創業昭和38年。合宿スタイルも、どこよりも先に始めた。
その理由は、益田市に貢献することを目的にしていた。
町の中の人を雇用して過疎化を防ごうと考えたと言う。
「全てはあいさつに始まる。」と社長の小河さんは言う。
あいさつは大切。宿泊施設は、4人部屋や5人部屋。
これをホームと呼ぶ。お世話役の女性は、ゲストの方々と
コミュニケーションを取る。シングルルームもあるが、共同
部屋を進めている。ドライビングスクールでの共同生活に
より、調和も学んでもらう様にしている。宿泊者も、共同
部屋の方が良いと言う。ここで、知らない人と暮らすことを
学び、楽しくドライビングスクールへ通う。
ドライビングスクールでの買い物はMマネー。ドライビング
スクール内は、この通貨を使う。ボランティアでMマネーを
稼ぐ。例えば、トイレ掃除をし、感想文を書くとMマネーを
ゲットできる。洗車も同じ。Mマネーがもらえる。構内の
掃除もMマネーが出る。また、セクションごとリーダーを決め、
毎日やっていく。最初は、嫌がるお客様もいるが、やりだすと
はまる。一人のゲストが掃除をすることで「継続は力なり!」
と言っていた。このような掃除で学ぶことも多い。
お茶の教室もある。日本の伝統文化を学んでもらう。参加した
方は、もっと勉強したい。とても良いことを学んだと言う。
先生は、ゲストの心が成長することを感じると嬉しいと語る。
サンキューレターにもMマネーがでる。内容の良い手紙は、
1週間掲示する。インストラクターにも、ゲストから手紙が
くる。この手紙をもらうとインストラクターはとても嬉しいと
語る。ドライビングスクール内のコミュニケーションが上がる
瞬間だ。
この手紙により、お互いが感動する。このドライビングス
クールで感動をお互いに与えることが素晴らしい。また、
入寮後すぐに、家族宛ての手紙を書いてもらう。この
手紙は返信が家族からある。言葉で「言う」とは、また
違った内容で手紙が来るので、ゲストも感動する。
イベントもある。ゲストに精一杯楽しんでもらう為にと始めた
もの。ゲスト達は、楽しそうに参加していた。ものあまりの
時代。逆に、学べないものを学ぶことができた、とゲストの
一人が言っていた。全員で歌を歌う。楽しそうにやっていた。
このドライビングスクールは、いつもの生活では学べない、
大切なものを教えていた。