ストロークの説明1
新米店員さんに「下を向いてと上を向いてとでは、どちらが
お客様になった時に好感が持てるかな?」と聞いてみて下さい。
新米さんは、上を向いてと言うはずです。
お客様がどう感じるかより、恥ずかしいとか、解らないから
取り合えす下を向いていただけなのです。
これをストローク理論で説明すると上を向いてと、下を向いては、
上を向く方が態度によよる陽性のストロークですよ。と教える。
ここまで説明すると新米さんは、「理解できました」と答える。
ストロークの説明2
上を向いたら、次はお客様の方を向いているのと向かないのでは
どう違うかを教える。
これも同じです。お客様の方を向かずに「いらっしゃいませ!」と
言うのか、お客様の方を見て言うのかは全く違うことを教える。
ストロークで説明すると、これもお客様の方を向くのと、向かないの
では、お客様の方を向く方が、態度による陽性のストロークで
あることを教える。
ストロークの説明3
「いらっしゃいませ」の声はどうでしょう。
これも同じです。ストロークで説明するとこれも、大きな声と、小さな
声では、大きな声方が、今度は言葉による陽性のストロークで
あることを教える。
ストロークの説明4
顔はどうでしょう。これもまた、同じです。ストロークで説明すると、
顔の表情は、笑顔と表情が無いよりは、笑顔の方が、態度による
陽性のストロークであることがわかる。
ストロークの説明5
お客様の名前はどうでしょう。覚えていたら、「田中さん
いらっしゃいませ!」と言うのはどうでしょう。お客様側からすると、
「田中さんいらっしゃいませ!」と「いらっしゃいませ」とでは、
勿論「田中さんいらっしゃいませ!」の方が良いに決まっています。
これは、言葉によるパーソナルで陽性のストロークです。
上記のように、
ストロークの説明1 上を向くことが、態度による陽性のストローク
ストロークの説明2 お客様の方を向くことが、態度による陽性のストローク
ストロークの説明3 大きな声が、言葉による陽性のストローク
ストロークの説明4 笑顔が、態度による陽性のストローク
ストロークの説明5 言葉が、パーソナルのストロークと陽性のストローク
に変わる訳です。
下を向いて小さな声で「いらっしゃいませ」と言っているのに比べると、
1.顔を上げて、2.お客様の方を向き、3.大きな声を出し、4.笑顔で、
5.お客様の名前を付けて「いらっしゃいませ!」5つも良いものが加わる。
お客様に伝わる感じは、なんと5倍違うのです。
新米店員さんがどちらを選ぶかは、一目瞭然。ストローク理論で
分析し、説明して行くと、若い人や慣れてない人でも、理解して
頂くスピードが速くなります。
昔のように「体で覚えなさい!」と言っていては、働き手も
見つけにくいこの時代、ぜひストローク理論を使ってみてください。
店員さん全員がお客様へ5倍のストロークをすれば、おのずと店は
繁盛するはずです!