9月11日朝7時より、フォーバル福岡支店の会議室にて
ステップアップ20 9月第2勉強会が行われました。
この日のDO IT!は「一品入魂、商人道! ダン(靴下屋)」でした。
裸足で、ペテペタと歩いている靴下専門チェーン「ダン」の
越智社長。この日も、完成した女性用の靴下を履いて、
履き心地を感じている。
靴下生地へのこだわりを「一品入魂、商品道!」と語る。
「ダン」は「靴下屋」という名前で、全国に店舗がある。
靴下屋はカラーバリエーションを売りにしている。
また、女性は色や生地には厳しいもの。
店では、ポスレジを使っている。
店員さんは、ポスレジで金額が爆発的に上がっている
商品には、いつも気を遣っている。
工場では、靴下を大量に生産している。
出来上がったものは、指先や頬などで触り、品質を
確かめている。生地の確かさは、とても大切な事なのだ。
工場に大量に並んでいるのは、売れ筋の商品。
お客様のニーズには、即答え、即生産している。
ジャストインタイムでの生産を行っている。
また、取引糸業者にもデータは流れ、即搬入できるように
している。お客様第一、早く商品を作る事に対し、取引業者も
協力して行っている。
商品管理もスムーズで、店から発注があると棚に
ランプがつき、即配送。在庫は作らず、しかし、
即商品を配送。取引先と社員の連携が、この仕組みを
生んでいる。
生産部隊から販売部隊までの連携と、人間力でお客様に
喜んでもらうシステムがある。
フランチャイズチェーンの店長さんたちも同士。
社長の越智さんは、店長になりたいと希望される方とは、
どんな場所でも面接している。
各店の販売員さんが本社へ研修に来ると、越智社長自ら
研修の講師をする。この日は、4人の販売員さんへ、社長
自ら研修の講師を担当する。それぐらい、人間力に
対しても熱心。
工場にも見学に行き、靴下がどんな行程で出来ているかも
眼で見て体験する。そして、実際に靴下を作ってみる。
思うようには作れなかったが、愛着のあるものができた。
人間関係で人間力が靴下に集中し、お客様満足を呼んでいる
素晴らしい内容でした!
DATE
社 名:株式会社ダン(現・タビオ株式会社)
代 表:代表取締役 越智 直正さん
本 社:大阪市平野区長吉長原1-3-8
創 業:1968年(創立1977年)
売上高:73億6450万円(平成12年2月期)
従業員:250名(内正社員85名)