☆借り入れは極力避けること。
私は、仕事がら福岡のいろんな社長とお話しをさせていただきます。
また、講演もお聞きします。
そのお話しの中で、長く続いている会社には、一つの法則があるのです。
「借り入れは極力避けること。」です。
銀行とは付き合ってはいけない。
堅実で、自己資金内で資金ぐりを行って行くことです。
私は、不動産仲介業ですから、借り入れをあまりする必要がない業種ですが、
私が関係している不動産業界でも、マンションデベロッパーや建設業でも、
最初は、何千万円かの金額を借り入れ、億になり、
10億を越え、と事業拡大を行って行きます。
会社の利益は、倍々で増えて行きますが、
リスクが大きくなっている事を忘れ、
利益だけを見て経営をします。
しかし、世の中は、めまぐるしい変化をしていきます。
15年に1回は、不景気が訪れ、大きな金融不安や、
行政改革などの変化があります。
この変化に借り入れが大きければ大きいほど、
対応出来ないのが借り入れです。
味の明太子「ふくや」の河原正孝社長に
不動産についてお聞きした事があります。
河原正孝社長は、不動産を買うときに、土地は現金がなければ買わない。
建物は、借り入れをするが、5年返済。
その返済計画を経営に影響がない様、綿密にたて購入する。
土地が買える現金があることと、
建物は5年で返済出来る条件をクリアーしないと、絶対に買わない。
購入には、徹底した考えがそこにはある。
ランチェスター経営の竹田陽一先生も借り入れなしで行くように言う。
経営は無借金で行くこと。
借り入れがあると、本業に実が入らず、
返済することが一番の仕事になり、仕事がおろそかになる。
堅実経営を心がけることが大切です。