7月4日朝7時から、ステップアップ20の7月1回目の例会が、
株式会社フォーバル福岡支店の会議室で行われました。

この日は、成功している企業を取材したビデオ「DO IT!」を見ての勉強会です。
内容は、「サービス向上の果てしなき戦い 名鉄交通」でした。

名古屋を本拠地を置く「名タク」は地域シェアNO.1のタクシー。
「接客日本1のタクシー会社」と言う目標を掲げ、
価格ではなく、サービスで競争相手に立ち向かう。
乗車して頂くと、「自己紹介から始めるタクシー」として有名。

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営業マニュアルによって、こと細かく社員指導を行っている。
特に、接遇は、一段と細かく説明していっている。
お客様の声では「自己紹介から始まって、対応もいい!」と言われている。

しかし、車が出てしまえば、どんな対応をしているかわからないので、
覆面モニターが、そのレベルアップを図っている。

基本からチェックしている。対応、言葉使い等、声の大きさまで、を詳しくチェック。
「・・・・ですね。かしこまりました!」と言う対応を教育している。
この覆面モニターは20年続けている。

タクシーのタコメータで、運転手の動きをチェック。
がんばっているひとは、タコメーターもきれい。
1日、350キロ以上走り、あまり休憩を入れず、6万円を稼いでいる。

良いサービスを提供している「名タク」の運転手給与は、
タクシー業界の平均給与より、20%高い。

お客様からの感謝の声も多い。
その中でも、レベルの高い運転手には、
社員全員のまえで、社長表彰をし、記念品を出している。

サービス向上の果てしなき戦いを、日夜、やっている。
新しく運転手になる方には、教育係が実車でOJTを教えていく。
新人教育も、接遇、挨拶を一番に考え教育している。
もちろん、地理の教育も行っています。
お客様に行先を言われたら、スムーズに行ける道のりを選択し、
行けるようになるまで指導。

最近では、雨の時も傘を貸すサービスを行っている。
日常、運転手がお客様を思う気持ちから出てきたサービスです。
とてもいいサービスです。
お客様からもし傘を返して頂くと、運転手も感動する。
名タクは、いつも感動をお客様へ与えるタクシー会社を目指している。

「名タク」はタクシー従業員の社会的な地位向上を目指している。
そのためには、働いている従業員の意識向上と、
お客様からも、意識されるタクシー会社を目指しています。