10月5日7時よりアクロス福岡12階、ノエビアさんの会議室にて
ステップアップ20 10月2回目の例会が行われました。
この日の「DO IT!」は静岡にあるお菓子店の「たこ満」でした。
「やる気」と「心づかい」を育てる経営。
あくまでも、地域密着。
親切で、丁寧、そしてさりげないお店。
味だけでなく、パッケージにも気を使っている。
毎日来るお客様もいる。
季節ごとに、タイムリーに商品を並べている。
この日は、柏もち。静岡で選ばれたお茶を使っている。
あくまでも、地域の食材にこだわりを出している。
特別注文品も多い。出来る限り対応している。
特別注文は全体の15%もある。
名入れ等、出来るだけの対応をしている。
特別注文なので、商品を渡す時間、注文内容等
事細かにチェックして納品している。
工場の社員は「出来るだけお客様の要望に
臨機応変に対応しています」と話す。
店員は、全員気持ちの良い接客応対を心がけている。
来店者へは、どの方へもお茶をお出ししている。
平松季哲社長は、お茶を出すきっかけとして、
女性社員が入社し、お嫁にいくまで、「たこ満」で勉強し
素晴らしい女性に成長して欲しいと始めた。
平松季哲社長は毎日、日報を見ている。
その中からデーリーニュースと言う新聞を発行。
社員の報告書で良かったことや、その日あったことを抜き出し、
それに対する社長のコメントを添えて新聞を作成し、
昼までに社員の手元に届けている。
他の人から「良くやれるな!」と言われるが、
平松季哲社長は作成することが、おおいに楽しいと言う。
デーリーニュースは社員教育にもつながり、
また、店と工場のコミュニケーションツールにもなっている。
ある日、箱につめている商品が違うと、電話クレームがあった。
即、商品をいれたものを持って定員が車で配送した。
新入社員は3ヶ月間みっちり研修。
「たこ満」には接客マニュアルがある。
一例を言うと、お茶の出し方だけでも6パターンある。
しかし、社員はマニュアルだけでは出来ないことが、
たくさんある事を知っている。
基本を徹底して、やり続けること。
新入社員は1年2年先輩がやる気を持っていることが、
新入社員の成長につながる。
入社1年2年社員は、また目指す社員がいる。
みんなお手本になる社員がいる。
もちろん、社長を目標にしている社員もいる。
DATE
社 名 株式会社たこ満
代 表 代表取締役 平松季哲
所在地 静岡県小笠郡小笠町上平川565-1
創 業 1953年
資本金 5000万円
売上高 19.5億円
店舗数 直営15店 FC2店
社員数 250人