私か所属している福岡くしだライオンズクラブの期末例会が行われました。
会員の中で最高齢の花岡二三雄さん(80歳)の話しが、面白いかったので掲載します。
花岡二三雄さんは高校を出るとすぐ、関東軍(満州)に入隊した。
しかし、日本の戦況は悪くなる一方だった!
ある日、ロシア軍が大きな戦車で攻めてくるとの情報があった。
花岡さん達若者兵士は、一人だけはいる埋めた壺に隠れ
爆弾を持たされ人間地雷を命じられた。
戦車が通るであろう所に爆弾と一緒に埋められ、その上をロシアの戦車が通ったら、
爆弾を発火させ、自分も死ぬよう命じられたのです。
花岡二三雄さんはその壺に隠れ、戦車がくるのを待った。
しかし、待てど暮らせど、戦車は来ない。
どれぐらいね時間がたったかは分からないが、ある日壺の蓋が開いた。
花岡二三雄さんはびっくり!
すると開けたのは日本兵で
「戦争は終わったよ!もう、爆弾は使わなくて良くなった!日本は負けたんだ!」
と言われた。
しかし、壺の中でズーと緊張していた花岡二三雄さんは、その事を聞いた瞬間
なんと腰をぬかして、壺から出られなくなったらしい。
たまたま、ロシアの戦車は花岡さんの隠れていた壺の上を通らなかったのです。
正に、命拾いをした。花岡二三雄さんは運が良かったのだ!
花岡二三雄さんは現在80歳。
20歳ぐらいの時に体験でした。
花岡二三雄さん、何時までも元気で、また、お話をお聞かせ下さい。