HOME > 博多よかばい放浪記 > お店を繁盛させる講演会 > 第20弾 お店を繁盛させる講演会 村林直美氏 その2
第20弾 お店を繁盛させる講演会 村林直美氏 その2
このブログは、「第20弾 お店を繁盛させる講演会
村林直美氏 その1」の続きになります。
ホステスの極意
彼女の会話を聞いているうちに、気づいた事がありました。
それは「相手(お客様)の気持ちを理解する事」だったのです。
ホステスの仕事はここにあると確信しました。
お客様、特に男性はその時の立場等によって、口で言っている
事と、心に思っている事が違う場合がよくあるのです。
それを読み取る事が大切であるという事を察知したのです。
いつも相手の気持ちを考えるという事が、この仕事にはとても
重要である事がわかりました。
これこそ、ホステスの極意なのです。
私達ホステスがそうする事で、お客様はそれを楽しみに
来てくれるのです。また、明日の仕事の活力になるのだと
読み取ったのでした。
夕食はお客様と毎日一緒。
同伴(夕食を一緒に過ごし、その後お店へ一緒に行く事)、
それがホステスにとって、ビジネスチャンスなのです。
夕食は毎日お客さんと一緒でした。新地の近くの飲食店には
こだわらず、どこにでも行ってお客様と食事をしました。
もちろん食事の後は、お店へ同伴してもらう事が目的でした。
しかし、直美さんは同伴を強要しなかったのです。誰でも
夜ごはんは食べます。その時間を、仕事に有効活用できると
思い付き、行動していたのです。全てのお勘定は、お客様
負担が一般的です。ホステス側は、時間の提供をするのみで
良いのです。こう考えると、ホステスにとって夕食を一緒に
取る事は、良いものも食べられて、費用を負担する事もない、
大きなビジネスチャンスなのです。
お客様が同伴出来ない時でも、直美さんは食事だけ行って
いました。その時にお店へ来てくれなくても、一緒に食事を
した事を覚えていてくれて、いつかは来てくれるものと、
わかっていたからなのです。
お客様の喜ぶ事は、何でもやっていた。
例えば、娘のピアノ発表会があり、そのチケットを販売
しなければならないお客様が居れば、一緒になって販売し
協力をしました。5枚でも10枚でも売っていました。
多い時は、30枚ほど売った事もありました。困っている
お客様が喜んでくれる事は、できる限りの誠意を持って
対応する。それが、直美さんのモットーなのです。
人は、困っている時に動いてくれる人を信頼するものです。
たくさんのチケットを売る事は容易ではありません。
しかし、そこがお客様と強い絆になると考え、努力して
いったのです。
単身赴任者へは手作りのお弁当
単身赴任者は、仕事が終わり家に帰っても誰も居ません。
そうなると、新地の店へ通う様になるのです。そして、
お店に毎日来て頂けるお大切な得意様になります。
直美さんは、その様な方々を強いお得意様にする秘訣を
考えました。大阪から遠くに自宅があるお客様は、
単身赴任者なので休日も暇なのです。そんなお客様は、
手作り弁当持参でローカルな場所に(大阪でもあまり
知られていない特別な場所をチョイスして)一緒に
行きます。日曜日は、お客様が喜ぶ場所を選び、
デートするのです。そんな事までしてもらったお客様は、
今まで以上にお店に通う事でしょう。
今では新地の母と呼ばれている。
直美さんは、休日も返上で頑張っていました。
チケットを売ったり、休日もお客様から喜んでもらう
事をする。こんな行動はいつでも当たり前のように
やっていたのです。転勤で、それも単身で大阪へ来た
男性にとっては、至れり尽くせりの対応をしてくれ、
赴任先での仕事に対する不安ややる気も、直美さんの
この行動で奮い立たされました。お店に来る、どの
お客様にとっても、大阪で仕事をする上で、直美さんは
大切な存在になっていったのでしょう。
夜の仕事を始めて9年が経った今では、お客様達から
「新地の母」と呼ばれているそうです。
村林直美氏 その1」の続きになります。
ホステスの極意
彼女の会話を聞いているうちに、気づいた事がありました。
それは「相手(お客様)の気持ちを理解する事」だったのです。
ホステスの仕事はここにあると確信しました。
お客様、特に男性はその時の立場等によって、口で言っている
事と、心に思っている事が違う場合がよくあるのです。
それを読み取る事が大切であるという事を察知したのです。
いつも相手の気持ちを考えるという事が、この仕事にはとても
重要である事がわかりました。
これこそ、ホステスの極意なのです。
私達ホステスがそうする事で、お客様はそれを楽しみに
来てくれるのです。また、明日の仕事の活力になるのだと
読み取ったのでした。
夕食はお客様と毎日一緒。
同伴(夕食を一緒に過ごし、その後お店へ一緒に行く事)、
それがホステスにとって、ビジネスチャンスなのです。
夕食は毎日お客さんと一緒でした。新地の近くの飲食店には
こだわらず、どこにでも行ってお客様と食事をしました。
もちろん食事の後は、お店へ同伴してもらう事が目的でした。
しかし、直美さんは同伴を強要しなかったのです。誰でも
夜ごはんは食べます。その時間を、仕事に有効活用できると
思い付き、行動していたのです。全てのお勘定は、お客様
負担が一般的です。ホステス側は、時間の提供をするのみで
良いのです。こう考えると、ホステスにとって夕食を一緒に
取る事は、良いものも食べられて、費用を負担する事もない、
大きなビジネスチャンスなのです。
お客様が同伴出来ない時でも、直美さんは食事だけ行って
いました。その時にお店へ来てくれなくても、一緒に食事を
した事を覚えていてくれて、いつかは来てくれるものと、
わかっていたからなのです。
お客様の喜ぶ事は、何でもやっていた。
例えば、娘のピアノ発表会があり、そのチケットを販売
しなければならないお客様が居れば、一緒になって販売し
協力をしました。5枚でも10枚でも売っていました。
多い時は、30枚ほど売った事もありました。困っている
お客様が喜んでくれる事は、できる限りの誠意を持って
対応する。それが、直美さんのモットーなのです。
人は、困っている時に動いてくれる人を信頼するものです。
たくさんのチケットを売る事は容易ではありません。
しかし、そこがお客様と強い絆になると考え、努力して
いったのです。
単身赴任者へは手作りのお弁当
単身赴任者は、仕事が終わり家に帰っても誰も居ません。
そうなると、新地の店へ通う様になるのです。そして、
お店に毎日来て頂けるお大切な得意様になります。
直美さんは、その様な方々を強いお得意様にする秘訣を
考えました。大阪から遠くに自宅があるお客様は、
単身赴任者なので休日も暇なのです。そんなお客様は、
手作り弁当持参でローカルな場所に(大阪でもあまり
知られていない特別な場所をチョイスして)一緒に
行きます。日曜日は、お客様が喜ぶ場所を選び、
デートするのです。そんな事までしてもらったお客様は、
今まで以上にお店に通う事でしょう。
今では新地の母と呼ばれている。
直美さんは、休日も返上で頑張っていました。
チケットを売ったり、休日もお客様から喜んでもらう
事をする。こんな行動はいつでも当たり前のように
やっていたのです。転勤で、それも単身で大阪へ来た
男性にとっては、至れり尽くせりの対応をしてくれ、
赴任先での仕事に対する不安ややる気も、直美さんの
この行動で奮い立たされました。お店に来る、どの
お客様にとっても、大阪で仕事をする上で、直美さんは
大切な存在になっていったのでしょう。
夜の仕事を始めて9年が経った今では、お客様達から
「新地の母」と呼ばれているそうです。
トラックバック(0)
トラックバックURL:
コメントする