博多経友会について 後編
今日のブログは、4月24日のブログの続きになります。
http://www.2912103.co.jp/nakasu/diary/201004230000/
毎回お話いただく講演者には、たくさんのビジネスヒントを
いただいている。勉強になった例を1つ皆さんへお話したい。
2009年9月に講演の(株)ジャパンシーフーズの井上幸一社長は、
商品を絞り込む商品戦略と販売先を絞り込んだ顧客戦略、
販売方法をシステム化した販売戦略に感動した。
(株)ジャパンシーフーズさんは、魚をメインに加工販売して
いる会社。しかし、商品は魚全般ではなく、アジとサバ。
それもアジがメインで売り上げの85%を占めている。アジでも、
刺身だけを売っている。販売先は全国のスーパー。私たちが
販売しやすいと思える居酒屋などには売らないのだ。商品は
魚のアジ。販売先は、全国のスーパーのみ。発注があると
翌々日の朝には全国のスーパーに必ず商品は届く。
このシステムを開発し、現在の売上は23億円。この話を聞いた
時に私は目からうろこが落ちた。これこそ、ビジネスの最先端。
ランチェスター経営の竹田先生がいう商品戦略と顧客戦略、
販売戦略がキチンと整理され、利益をもたらしている。
素晴らしい戦略を持つ社長だった。
もう一人は、2009年11月に講演いただいた(株)ストーンマーケット
の中村泰二郎社長。(株)ストーンマーケットさんは、アクセサリーを
売るお店。現在では全国に120店舗。海外にも3店舗出店している
大企業だ。年商は100億円を超えている。今まで急成長してきた。
しかし、中村社長は言う。「熊本上通に最初の1店舗目を自分
一人で開業。それから1店1店、店を増やしてきただけ。店を
増やしてきていたら、こんなに成長してしまったのだ」と言う。
1つの店舗に店員は6人。店長は1人。店長だけは社員。あとの
5人はアルバイト。そのアルバイトが社員になりたい。店長を
やりたいと言ってきたら、店長の業務について説明。1店舗
出すのに約3000万円必要であること。アルバイトとは違う、
厳しく責任感のある業務である等を説明する。そして、それでも
頑張りたいと言ってきた人には、店を出してきた。その結果が
123店舗。
起業したのは福一不動産と同じ平成7年。しかし、(株)ストーン
マーケットさんは100億円企業。その成長にはどんな秘密が
隠されているのか?と思っていたら、いたってシンプルだった。
1店舗の大きさと店員数を決めて店舗展開。自社店舗内から
人材を確保し、多店舗展開していったのだ。誰が聞いても、
簡単な方法だが、それが1番良い方法であり、堅実だと思える。
商品を特化し、店の大きさを限定して、店舗展開を全国へ。
中村社長がやる気のある人材を見つけ、キチンと教育して店を
出していった結果なのだ。
主材料である石の仕入れは、必ず中村社長が行うという徹底ぶり。
1.どこでも仕入れられない商品を
2.誰もやらない方法で
3.直接販売する。
健康食品香酢「やずや」さんの経営計画書に書いてある法則とも
同じなのだ。1~3が盤石な会社づくりの方法なのだ。
上記のような社長の講演をお聞きすると「博多経友会」を継続
していて良かったと思う瞬間だ。こんなに素晴らしい経営を
している社長が博多にいる。それも井上社長等は10年以上前から
知っている。しかし、お会いしない間に、こんなに素晴らしい
戦略をたて、急成長している。中村社長は、2つ年下。起業した
時期も同じ。
お二人とも正しい経営方法を考え、確実に実績をあげている。
心から感動した。教えていただけなければ、わからないこと
だらけだった。
博多経友会では、先端をいっている社長のビジネスを博多にいる
経営者や起業を考えているビジネスマンへ伝え、博多全体を強く
確かな街にしていきたい。心からそう思っている。私だけでなく、
多くの方にこの感動を伝えたいと考えている。
まとめ
博多の元気な社長の講演を聞き交流を深めることで、私自身と
博多の経営者、起業を考えているビジネスマンが元気になり
強くなること。博多経友会はそんな方達を応援している。
http://www.2912103.co.jp/nakasu/diary/201004230000/
毎回お話いただく講演者には、たくさんのビジネスヒントを
いただいている。勉強になった例を1つ皆さんへお話したい。
2009年9月に講演の(株)ジャパンシーフーズの井上幸一社長は、
商品を絞り込む商品戦略と販売先を絞り込んだ顧客戦略、
販売方法をシステム化した販売戦略に感動した。
(株)ジャパンシーフーズさんは、魚をメインに加工販売して
いる会社。しかし、商品は魚全般ではなく、アジとサバ。
それもアジがメインで売り上げの85%を占めている。アジでも、
刺身だけを売っている。販売先は全国のスーパー。私たちが
販売しやすいと思える居酒屋などには売らないのだ。商品は
魚のアジ。販売先は、全国のスーパーのみ。発注があると
翌々日の朝には全国のスーパーに必ず商品は届く。
このシステムを開発し、現在の売上は23億円。この話を聞いた
時に私は目からうろこが落ちた。これこそ、ビジネスの最先端。
ランチェスター経営の竹田先生がいう商品戦略と顧客戦略、
販売戦略がキチンと整理され、利益をもたらしている。
素晴らしい戦略を持つ社長だった。
もう一人は、2009年11月に講演いただいた(株)ストーンマーケット
の中村泰二郎社長。(株)ストーンマーケットさんは、アクセサリーを
売るお店。現在では全国に120店舗。海外にも3店舗出店している
大企業だ。年商は100億円を超えている。今まで急成長してきた。
しかし、中村社長は言う。「熊本上通に最初の1店舗目を自分
一人で開業。それから1店1店、店を増やしてきただけ。店を
増やしてきていたら、こんなに成長してしまったのだ」と言う。
1つの店舗に店員は6人。店長は1人。店長だけは社員。あとの
5人はアルバイト。そのアルバイトが社員になりたい。店長を
やりたいと言ってきたら、店長の業務について説明。1店舗
出すのに約3000万円必要であること。アルバイトとは違う、
厳しく責任感のある業務である等を説明する。そして、それでも
頑張りたいと言ってきた人には、店を出してきた。その結果が
123店舗。
起業したのは福一不動産と同じ平成7年。しかし、(株)ストーン
マーケットさんは100億円企業。その成長にはどんな秘密が
隠されているのか?と思っていたら、いたってシンプルだった。
1店舗の大きさと店員数を決めて店舗展開。自社店舗内から
人材を確保し、多店舗展開していったのだ。誰が聞いても、
簡単な方法だが、それが1番良い方法であり、堅実だと思える。
商品を特化し、店の大きさを限定して、店舗展開を全国へ。
中村社長がやる気のある人材を見つけ、キチンと教育して店を
出していった結果なのだ。
主材料である石の仕入れは、必ず中村社長が行うという徹底ぶり。
1.どこでも仕入れられない商品を
2.誰もやらない方法で
3.直接販売する。
健康食品香酢「やずや」さんの経営計画書に書いてある法則とも
同じなのだ。1~3が盤石な会社づくりの方法なのだ。
上記のような社長の講演をお聞きすると「博多経友会」を継続
していて良かったと思う瞬間だ。こんなに素晴らしい経営を
している社長が博多にいる。それも井上社長等は10年以上前から
知っている。しかし、お会いしない間に、こんなに素晴らしい
戦略をたて、急成長している。中村社長は、2つ年下。起業した
時期も同じ。
お二人とも正しい経営方法を考え、確実に実績をあげている。
心から感動した。教えていただけなければ、わからないこと
だらけだった。
博多経友会では、先端をいっている社長のビジネスを博多にいる
経営者や起業を考えているビジネスマンへ伝え、博多全体を強く
確かな街にしていきたい。心からそう思っている。私だけでなく、
多くの方にこの感動を伝えたいと考えている。
まとめ
博多の元気な社長の講演を聞き交流を深めることで、私自身と
博多の経営者、起業を考えているビジネスマンが元気になり
強くなること。博多経友会はそんな方達を応援している。
トラックバック(0)
トラックバックURL:
10年以上前、中洲傍の「寺岡」の社長と上海進出の下見で、一緒に上海に行ったことがあります。現在「寺岡」は健在ですか?「寺岡社長」の著書も頂きました!
ジャイアント浜田さん書き込みありがとうございます。
「てら岡」はまだ中洲5丁目にありますが、社長は面識がありませんのでわかりません。
知識不足で申し訳ありません。