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目標設定 ~なぜ仕事をしているかは目標設定にある~ その1

~仕事をする目的~
新規採用社員を面接する場合に、必ず次の事を最後に
聞く。「君の人生の目標は?」と、私は聞く様にしている。
面接に来たほとんど方が、「御社に採用して頂いたら、
社員の皆さんに認めて頂ける社員になりたい」と答える。
「具体的には?」と意地悪な質問をすると、なかなか
答えは返ってこない。それが標準。それで良いと思う。
しかし、採用通知を出し入社したからには、その目標を
より具体的に考えてもらう事にしている。入社1週間は
研修。会社のモットーや目指しているもの経営理念、
会社が存在する意義等についてみっちり教えて行く。


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その後、部署へ配属。部署が決まり業務内容が決定する。
1ヶ月間は業務に慣れてもらう。1ヶ月後、採用した社員の
1年間個人目標を作成してもらう。目標を字にして、書く
事により決意が決まる。書く事により残る。その目標を
何回も見戻す事で、目標へ向かって照準が定まる。
しかし、日々状況は変わるので、書いている事とは違う
方向へ行く事もしばしばである。
そのような社員に対し、私たち上司はその目標設定を
遂行してもらう為に、その社員が目標を見失う事なく
達成する為に努力する。社員の碇の役目を担っている。
常々思うことだが、成長と言うものは、1日1日、自分の
器を意識し、すり切りいっぱいの水を入れるまで、誠心
誠意業務を行って行く事によって、その人の器は大きく
なって行くもの。器の70%や50%の水を入れていては
成長はない。他の社員に認めて貰えるような人間には
ならない。すり切りいっぱいに業務する事により、
成長があり、社員から承認して貰えると思う。その事を
心に持ち、業務にあたってもらう事を社員の目標と
してもらう。


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新入社員は、夢を描き期待を持って入社する。
しかし、会社が自分を変えてくれるものと考えているかも
しれないが、会社が本人のやる気を文章にしてもらい、
その目標を達成する手伝いをするだけで、本人が自分で
作っていくものなのだ。

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