イルカおばさんの「南太平洋アイランドクルーズ」 part9
経友会によく参加されている、紫園 来未(しおん くるみ)さんが
1月9日より南太平洋アイランドに旅行に行かれています。
「南太平洋の魅力ある島々のお話を、私のブログで公開して下さい」との事ですので、
今後も皆様にお届けしてく予定です。ぜひ、ご覧下さい。
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洋上からこんにちは
紫園 来未(しおん くるみ)です。
このレポートは洋上より異業種交流の会「雄友会」事務局
(事務局長・西村一久さん)を経由して配信をしています。
「ぱしふぃっく びいなす」でいく
イルカおばさんの「南太平洋アイランドクルーズ」 part9 2月15日
こんにちは、お元気ですか。
ごぶさたしてしまいました。
ハワイはオアフ島から日本に向けて、約18ノットでひたすら航行中です。
波は比較的高く、船は若干揺れています。
連日の島巡りに好奇心むき出しでハッスルし過ぎたようです。
大事にしまっておいたのに腰痛が顔を出してしまいました。
それだけでなく風邪まで仲間に引き込み、さらには気管支炎が
仲間に入れてくれと騒ぎ始めたのです。
負けてなるものかと4階の医務室に駆け込み
(実は一歩一歩静かに歩いたのですが)ました。
最終寄港地オアフ島、ハワイ島を目前にしての出来事でしたので、
船医・穂坂ドクターは「上陸しないではいられないでしょうから、
強硬手段で退治しましょうね」とお薬をくださいました。
ハワイ島、オアフ島では、痛み止めを飲んでコルセットを巻いての上陸でした。
一歩一歩痛みを確認するかのように歩いたカラカウア通りは、今思い出してもゾッとします。
ママに介護されながらのショッピングには、娘として申し訳ないなと反省です。
もちろん荷物はママが持ってくれました。「ごめんなさい、ママ」。
しかしながら、ロイヤルハワイアンホテルのビーチから見た
ダイヤモンドヘッドは格別でした。
ほとんど回復し落ち着いたところで、ようやくレポートを送ることができるようになりました。
その間、たくさんのことがありすぎました。
日付変更線を東へ西へと航行したため2月8日を飛び越えて2月9日に。
そして再び2月9日を2日間繰り返すという不思議な体験をしました。
もちろん生活自体何ら変わりはありませんが、おりしも2月9日はママの誕生日でした。
えっ、2歳年をとったのかですって? ふふふ、それはありませんでしたよ。
「ぱしふぃっく びいなす」側の取り計らいで1回だけ盛大なお誕生会をしました。
大きなケーキにろうそく6本(船側で準備されるろうそくは誕生日を迎える方の
年齢にかかわらず6本なのです)、みんなに祝福されてママはご機嫌でした。
クリスマス島は、おそらく今後行くことはない島でしょうね。
白いサンゴ礁の島、エメラルドグリーンに輝く海岸、風速11mの風、
海風のために同方向に傾いたヤシたち、所狭しと並ぶ民芸品に島の人々の歓迎ダンス、
のんびりした人々、タイヤで遊ぶ子どもたち、ヤシの葉の屋根、ヤシの葉の垣根、
あちらこちらに積まれたヤシの実、どこまで行ってもただただ白い足元の砂地、
赤道直下なのに意外と冷たかった海水、トランプで遊んでいた女の子たち、
4歳の女の子のママである17歳の女性などなど、ほか楽しい出会いもありました。
海面すれすれに浮かぶ、白いクリスマス島の写真を送りましょうね。
海の色もご覧くださいね。
オアフ島着岸前夜、午前一時から約1時間、暗闇の中眠い目を凝らし、
ひと目見届けようと目を凝らして眺めたキラウエア火山、イルカの大群との遭遇、
赤道直下での星たち(南十字星、ニセ十字星、きらきら流れるような天の川、
マゼラン星雲、オリオン座etc)との語らい
その他まだまだたくさんお話したいことがあります。
揺れる船の浴場ではイルカになったようなゆらゆら体験、
ほか船内で出会うご近所の皆さんのことも、
さまざまな講座や毎晩のように展開されるコンサートなどきりがありません。
絵画教室の修了書だってお見せしたいくらいです。
300人は優に超える60歳以上の生き生きとした年配の方々には
学ぶことがまだまだありそうです。ママは残り少なくなった今回のクルーズ
を心残りのないように楽しもうとはりきっているようです。
「あと一週間になってしまいましたね」と、あちらこちらの会話で
よく耳にするようになり、なんとなく気ぜわしくなってきました。
今回のクルーズでは、洋上からの通信が思うようにできませんでしたので、
あまりレポートをお送りすることができませんでした。
ご覧いただきたい写真もたくさんありますので、帰国後、お送りしましょうね。
今日はこのへんで。おやすみなさい。
(ハワイから一路日本へ 北緯25度 西経176度 太平洋より)
SHION KURUMI
イルカおばさんの「南太平洋アイランドクルーズ」part8 2月4日
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