イルカおばさんの「南太平洋アイランドクルーズ」 part 3
経友会によく参加されている、紫園 来未(しおん くるみ)さんが
1月9日より南太平洋アイランドに旅行に行かれています。
「南太平洋の魅力ある島々のお話を、私のブログで公開して下さい」との事ですので、
今後も皆様にお届けしてく予定です。ぜひ、ご覧下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
イルカおばさんの「南太平洋アイランドクルーズ」 part 3 1月19日(11日目)
紫園 来未です。
このレポートは洋上より異業種交流の会「雄友会」事務局
(事務局長・西村一久さん)を経由して配信をしています。
お元気ですか。
毎日海の色の変化を楽しみながら南下中です。
日本最南端にある沖ノ鳥島を通過して南に下るにつれて海の色は濃紺に、
それはまるで海に大量のインクを流したかのような深く濃い青に変化しました。
広く果てしない空そのものをどっぷりと飲み込んだような深さを感じさせます。
パラオに近づくころは透き通って柔らかい青色の海に太陽の光が燦々とふりそそいでいました。
パラオのサンゴ礁は美しく輝き、地球最後の楽園といわれる所以に心から納得をせざるを得ません。
14日のパラオ上陸では楽しい体験をしましたのでご紹介しましょう。
寄港したマラカル島からは船側で準備されたシャトルバスに乗って、
コロール島の中心街まで出ました、欲張りな計画を立てて行動開始。
早速出会ったのはタクシードライバーのロビンソン。
彼にロックアイランド(木々に覆われたさまざまな奇岩)観光のため
ボートで周遊したいと持ちかけると、
「OK!おじさんがボートを待っているから、任せて」と歯切れの良い返事。
民家でパラオの人と交流をしたい、おみやげも買いたい、
写真も撮りたい、戦跡もみたい・・・と、とんでもない贅沢を言うと、
ロビンソンは「ダイジョウブ! 行こう」(実は日本語が定着してパラオ語となり、大丈夫の意)
と素早いリアクション。実に出足は好調。もちろん料金の交渉もバッチリ。
すぐさまタクシーに乗り込み、まずロビンソンおすすめのおみやげやさんへ。
いかにも人の良さそうなロビンソンとのおしゃべりは弾み、
奥さんが日本人であること、まもなく愛の結晶である女の子が生まれることなどを話してくれました。
なんと、奥さんのなまえは「愛ちゃん」、子供の名前は「モモ」に決めているですって。
日本大好きのロビンソン。夜はシンガーとして歌っているという彼は移動中、
ずうっと自分の歌のテープを流して聞かせてくれました。
生まれてくるモモちゃんのために作ったという歌は、彼の風体からは想像もできない甘くやさしい声で歌われていて、
小さな命を心待ちにしているようすがあふれていました。きっといいパパになるんでしょうね
戦没者の碑をいくつか回り、眺めの良いところを観光し、
ココナッツのジュースをごちそうになっていよいよおじさんの家へ。
少し入り込んだところにあるおじさんの家では、ちょうどおばさんが食事中でした。
おじさんはというと魚釣りに出かけていて、夜にならないと帰らないらしいのです。
「えっ、ロックアイランド周遊は? 全然、ダイジョウブじゃないじゃん!」
「ダイジョウブ!」と相変わらず自信たっぷりのロビンソン。
不安を感じていると、おばさんが揚げたてのフレッシュな魚をごちそうしてくれました。
ノリのよい母と骨までカリカリとたいらげてご機嫌。
パラオの人は、魚を手でむしって食べるのですね。
私たちも頭からしっぽまで手でむしりながら食べると、おかわりが出てきました。
豪快な食べっぷりが受けたのでしょうか。より親近感も深まり、さらに家の中まで案内してくれました。
マラソンランナーをしているという18歳のいとこのバレンスウエラは、
マラソンで勝ち取った数々のメダルを見せたくれ、そこでポーズをとって記念撮影。
母はというと4歳になるカメリちゃんとすっかり仲良くなって、さるや鶏と遊んでいました。
カメリちゃんと母の写真をご覧ください。人なつっこい家族との忘れ難い交流でした。
その後、ロビンソンの友人マリーノのボートでたっぷりとロックアイランドを観光しました。
海の底に沈んだまままの戦跡や青の洞窟を思わせるロックにひそむ広い洞窟、
まるで入浴剤を溶かしたような色の海の空間ミルキーウェイ、
隆起したサンゴ礁が海水や風雨などの影響で浸食され、まるでマッシュルームのような形の島々、
どれもこれもが自然に満ち溢れ、なぜかホッとするひと時でした。
写真でおわかりでしょうか。お送りしますね。
「また会えるといいね」。と握手をして別れたロビンソン。
すばらしい出会いをありがとう。
うれしくてはずんだチップにニッと白い歯をのぞかせていました。
つい長くなってしまいました。次回からはコンパクトにまとめてお伝えしますね。
船内では連日、ワクワクするようなイベントが展開されていますので、そのこともお知らせしなくては。
では、お楽しみに。
(19日 パプアニューギニアを通過し、現在オーストラリアケアンズ沖合を
ブリスベーンに向けて航行中、南緯16度 東経146度)
1月9日より南太平洋アイランドに旅行に行かれています。
「南太平洋の魅力ある島々のお話を、私のブログで公開して下さい」との事ですので、
今後も皆様にお届けしてく予定です。ぜひ、ご覧下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
イルカおばさんの「南太平洋アイランドクルーズ」 part 3 1月19日(11日目)
紫園 来未です。
このレポートは洋上より異業種交流の会「雄友会」事務局
(事務局長・西村一久さん)を経由して配信をしています。
お元気ですか。
毎日海の色の変化を楽しみながら南下中です。
日本最南端にある沖ノ鳥島を通過して南に下るにつれて海の色は濃紺に、
それはまるで海に大量のインクを流したかのような深く濃い青に変化しました。
広く果てしない空そのものをどっぷりと飲み込んだような深さを感じさせます。
パラオに近づくころは透き通って柔らかい青色の海に太陽の光が燦々とふりそそいでいました。
パラオのサンゴ礁は美しく輝き、地球最後の楽園といわれる所以に心から納得をせざるを得ません。
14日のパラオ上陸では楽しい体験をしましたのでご紹介しましょう。
寄港したマラカル島からは船側で準備されたシャトルバスに乗って、
コロール島の中心街まで出ました、欲張りな計画を立てて行動開始。
早速出会ったのはタクシードライバーのロビンソン。
彼にロックアイランド(木々に覆われたさまざまな奇岩)観光のため
ボートで周遊したいと持ちかけると、
「OK!おじさんがボートを待っているから、任せて」と歯切れの良い返事。
民家でパラオの人と交流をしたい、おみやげも買いたい、
写真も撮りたい、戦跡もみたい・・・と、とんでもない贅沢を言うと、
ロビンソンは「ダイジョウブ! 行こう」(実は日本語が定着してパラオ語となり、大丈夫の意)
と素早いリアクション。実に出足は好調。もちろん料金の交渉もバッチリ。
すぐさまタクシーに乗り込み、まずロビンソンおすすめのおみやげやさんへ。
いかにも人の良さそうなロビンソンとのおしゃべりは弾み、
奥さんが日本人であること、まもなく愛の結晶である女の子が生まれることなどを話してくれました。
なんと、奥さんのなまえは「愛ちゃん」、子供の名前は「モモ」に決めているですって。
日本大好きのロビンソン。夜はシンガーとして歌っているという彼は移動中、
ずうっと自分の歌のテープを流して聞かせてくれました。
生まれてくるモモちゃんのために作ったという歌は、彼の風体からは想像もできない甘くやさしい声で歌われていて、
小さな命を心待ちにしているようすがあふれていました。きっといいパパになるんでしょうね
戦没者の碑をいくつか回り、眺めの良いところを観光し、
ココナッツのジュースをごちそうになっていよいよおじさんの家へ。
少し入り込んだところにあるおじさんの家では、ちょうどおばさんが食事中でした。
おじさんはというと魚釣りに出かけていて、夜にならないと帰らないらしいのです。
「えっ、ロックアイランド周遊は? 全然、ダイジョウブじゃないじゃん!」
「ダイジョウブ!」と相変わらず自信たっぷりのロビンソン。
不安を感じていると、おばさんが揚げたてのフレッシュな魚をごちそうしてくれました。
ノリのよい母と骨までカリカリとたいらげてご機嫌。
パラオの人は、魚を手でむしって食べるのですね。
私たちも頭からしっぽまで手でむしりながら食べると、おかわりが出てきました。
豪快な食べっぷりが受けたのでしょうか。より親近感も深まり、さらに家の中まで案内してくれました。
マラソンランナーをしているという18歳のいとこのバレンスウエラは、
マラソンで勝ち取った数々のメダルを見せたくれ、そこでポーズをとって記念撮影。
母はというと4歳になるカメリちゃんとすっかり仲良くなって、さるや鶏と遊んでいました。
カメリちゃんと母の写真をご覧ください。人なつっこい家族との忘れ難い交流でした。
その後、ロビンソンの友人マリーノのボートでたっぷりとロックアイランドを観光しました。
海の底に沈んだまままの戦跡や青の洞窟を思わせるロックにひそむ広い洞窟、
まるで入浴剤を溶かしたような色の海の空間ミルキーウェイ、
隆起したサンゴ礁が海水や風雨などの影響で浸食され、まるでマッシュルームのような形の島々、
どれもこれもが自然に満ち溢れ、なぜかホッとするひと時でした。
写真でおわかりでしょうか。お送りしますね。
「また会えるといいね」。と握手をして別れたロビンソン。
すばらしい出会いをありがとう。
うれしくてはずんだチップにニッと白い歯をのぞかせていました。
つい長くなってしまいました。次回からはコンパクトにまとめてお伝えしますね。
船内では連日、ワクワクするようなイベントが展開されていますので、そのこともお知らせしなくては。
では、お楽しみに。
(19日 パプアニューギニアを通過し、現在オーストラリアケアンズ沖合を
ブリスベーンに向けて航行中、南緯16度 東経146度)
トラックバック(0)
トラックバックURL:
コメントする