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「売れる店の店員力! ABCマート」 野口 実社長
7月17日朝7時より、フォーバル福岡支店会議室にて、
7月第3回目のステップアップ20が行われました。
今回は、先々週に放送された”カンブリア宮殿”
「売れる店の店員力! ABCマート」でした。
週末、新宿駅近くのABCマートの店頭に野口社長が居た。
わずか10分足らずで、靴を1足売ってみせた。
現場の声をいつも聞いてまわると言う。
野口社長は、1965年生まれ。43歳。社長になって3年。
1990年に創業。靴のメーカー、ホーキンスの買い取りから始まった。
現在では471店舗。年商973億円。
「1日55足を売る。」と言う店長。
この店の売上は、650万円/1日と言う。ABCマートでは1番の売上。
在庫が無ければ、近くのABCマートまで、走って在庫を取りに行く。
「在庫がありません!」とは、死んでも言わない。
天気やその日の状況に応じて、靴の配置を変えていると言う。
毎日、売り上げには固執している。
朝(10時)から晩(21時)まで、何が何でも目標を達成する。
足りなければ、セールをしてでも何とかするという勢い。
「在庫が少ないのであれば、大きな店を作ればいいのでは?」と
いう質問に、野口社長は「人の歩くルートは決まっている。
点在する店の方がお客様はつかみやすい。」と野口社長は言う。
1人が、1年間に靴を使うのは3足ほど。
靴は、買ってから家に置いてもらい、すぐではなく
少し経ってから、履いてもらうのが基本。
今年入社した久保君。教育係がついて教える。
イミテーション&チャレンジノートを書く。新人と教育係の交換日記。
1日が終えた時点で、新人はノートを書いて提出しなければならない。
その日の成績は、新人は27人中10位。教育係は27人中13位。
新人が、先輩の教育係に勝ってしまった。
こんなABCマートだが、売上歩合はない。
しかし、良く売った社員はボーナスで差をつけている。
ABCマートは、商品開発も行っている。
一流メーカーがABCマート限定の商品を作ってくれる。
売れている靴は、本社開発部で検討し、バージョンアップを考え
販売へ当たる。試作品を作り、即海外へ制作をお願いするという速さ。
今、ABCマートは急激に新店舗を出している。
地方に店を出しているが、この場合は地域密着型。
最初にするのは、競合他社を見て回る。一番の強敵は大きなスーパー。
翌日、商品選びをしていた。1,980円ぐらいの商品を中心に決めていく。
現在、年間60店の出店を目指す。野口社長は、その出店先の場所も見て回る。
場所選びも難しい。そして、5月26日に新店をオープンさせた。
客層は、予想通り子供を連れた主婦が多い。
金額も2,000円~3,000円のものが良く売れている。
たくさん仕入れてきたものが売れている。
ABCマートは、全国で週に1店はオープンしている。
次回のステップアップ20は、8月7日朝7時から
フォーバル福岡支店会議室にて開かれます。
たくさんのご参加をお待ちしています!
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