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不況でも一流を作れ ミキハウス 木村皓一社長
5月22日朝7時から、株式会社フォーバル福岡支店の会議室で、
朝の勉強会「ステップアップ20」が開かれました。
この日は、テレビ番組カンブリア宮殿で放映された
「不況でも一流を作れ ミキハウス 木村皓一社長」の番組を見ました。
世の中は不況。しかし、
Tシャツ 9,600円
アロハシャツ 12,600円
スーツ 26,800円
子供服なのに、なんとも高級な価格。
朝、木村社長は、社内をすべて回る。
社員に声を掛ける。笑いを与えて回る。
年商230億の会社を一代で作った。
スタートは、父親がやっていた安売り女性衣料品店。
木村社長は、高級品を売りたいと考えた。
しかし、父親と話が着かず、会社を辞めた。
そしてある時、子供服におしゃれな色合いやデザインがないことに
気付き、おしゃれでデザインの良い商品を作り、売ることを決意した。
こうして「miki house」の字が付いた、紺と赤のツートンの
トレーナーを世に送った。この商品が爆発的に売れた!
木村社長は、商品ができた時、九州南の鹿児島から
熊本、大分、福岡とこの服を売っていった。
大阪の住所の書いてある名刺は、受け付けてもらえなかった。
東京でなければダメ。
しかし、高級品を売っている衣料品店では、赤ちゃんと
大人の間の服が売っていない。
高級子供服は、そのようなお店では喜んで買ってくれた。
「『こんなもんや』が一番あかん!」と木村社長は言う。
利用者は「(ミキハウスの服は、子供)3代ぐらい着れる!」と
品質の良さも話す。品質の高さをお客様も知っている。
ミキハウスは、制作段階でコストのことは考えない。
良いものを作ることを心掛ける。
1.素材にこだわる。
2.生地にもこだわる。いたまない生地をつくる。
3.ネームのタグにもこだわる。
あえて品質には、めっぽうこだわる。
「不況な時代だが、一社ぐらいこだわりを持っても
良いのではないか!」と木村社長は、胸を張って言う。
「良いか悪いかわからないもの、中間が一番悪い!」とも言う。
売上No.1の店長の大場さんの話
お客様の特性だけではなく、いつどこに旅行に行った、
家族構成等、お客様に聞いたデータをすべて記録していた。
お客様には、膝をついて子供目線で話す。
大阪本社倉庫。
大場さんは、月に一度、本社へ仕入に行く。
お客様の顔を浮かべ商品を選んで帰る。
しかし、どうしても探せない商品があった。
どうしても探せない商品がある場合は、本社で
月に1回ある会議で作ってくれるよう要請した。
大場さんは「本社で仕入をした商品は、ほとんど売れます!」と
自信を持って話してくれた。
時代に逆行しているようにも思われるが、お客様を一番に
考えたミキハウスは、こだわりのある一流品を作る会社でした。
次のステップアップ20は、6月5日朝7時から
株式会社フォーバル福岡支店の会議室で行なわれます。
ぜひ、ご参加下さい。
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