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戦略名人 3章 ランチェスター法則
1月23日朝7時より株式会社フォーバル福岡支店の会議室で、
朝の勉強会「ステップアップ20」が開かれました。
この日のビデオは、ランチェスター経営の
「戦略名人 3章 ランチェスター法則」でした。
1.ランチェスターの法則
1)応用の対象となる内容の理解
2)戦略と戦術の区別を正しく理解する
3)ランチェスター法則自体をキチンと理解する。
4)応用するとき間違いなく行う。
2.第一法則 攻撃力=兵力数
1)攻撃力=兵力数×武器性能
100人と60人が戦ったら、お互い60人が全滅すると、
100人も60人死んでしまうので、40人残る。
第一法則は、1対1の計算で行う。
検証(1)
天王山での、合戦では、35000人と15000人で、
双方3000人ずつの損害になっている。
いろんな本で検証しても同じ結果で残っている。
3.第二法則 攻撃力=兵力数 2乗
離れて戦うと、なぜ2乗になるのか?
5対2で戦った場合
5は二乗して、25 2は二乗して4
離れて戦うと、確率の法則が応用される。
戦力は、圧倒的に違う。
100対60で戦うと、
100×100=10000 60×60=3600
10000-3600=6400
6400をルートすると80になる。
100対60が戦うと、60が全滅するには、100は、20の損害で済む。
少しの差でも、大きな損害を生むという事がわかる。
第二次世界大戦の日本とアメリカの戦死者は、
日本の135万人~150万人に対して、アメリカは15万人という。
約10倍も違う。
これから、見てもわかる。
攻撃力=兵力数(二乗)×武器性能
4.経営における第二法則の成立状況
2000坪と1000坪は、4対1の差が生じる。
よって、1坪当たりの売上高は、2対1になる。売上高も半分。
家賃は変わらないので、収益のみ、半分。
営業マンの数も同じ。
20人対10人も同じで、4対1になる。
都市の集客力は人口の2乗に比例。
人口100万人と50万人の吸引力も二乗で、4対1になる。
5.第一法則と第二法則との違い
第一法則
100と60は、戦死者の数は1対1
第二法則
100と60は、1対3
200と60は、1対6になる。
効率、効果性
第一法則は
1対0.5は、1対0.5
1対0.33は、1対0.33
第二法則は
1対0.5は、1対0.25
1対0.33は、1対0.11。
67%減。
これがランチェスター法則の根源。
6.強者の戦略と強者の戦略
競争条件が不利な会社は、常に第一法則で運営する。
(例)一般的なラーメン屋と日清のカップラーメンの差。
一般的なラーメン屋は、食材は腐りやすく、オートメーションではなく人がつくる。
しかし、カップラーメンは、大量に工場で作成し、大量にスーパーで売る。
また、とっても腐れにくい。
これこそ、強者が日清で、弱者が、一般的なラーメン屋さんです。
弱者の一般的なラーメン屋は、第一法則のもとに戦わなければならない。
7.強者と弱者は、占有率で区分する。
1)26.1% 市場全体の1/3を取ったと同じ
2)41.7% 市場全体の50%
3)73.9% 実質上100%
業績を良くするにはこのパーセントを良く理解することが大切。
ランチェスターの法則は、十分理解して、経営に活用していかなければいけないな!
と改めて感じました。
来月の「STEP UP」は、2月6日(金)朝7:00より
株式会社フォーバル福岡支店の会議室で行なわれます。
テーマは「DO IT! メガネ21/会社に利益は残さない」の予定です。
ぜひ、ご参加下さい。
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