久留米法人会青年部会主催の講演会に参加
10月12日18時より、久留米 ホテルマリターレ創生にて
久留米法人会青年部会主催の講演会が開かれました。
講師はバグジーオーナー久保華図八氏で、演題は
「愛と感動の人間学」でした。
1つ目は、感性を磨く。 お客様のニーズに対応して
いるかどうかだ! して欲しいことをやっているか
どうかです。 繁盛していない美容室では、コーヒーを
出している。 バグジーは12種類のドリンクを出し、その
中から 選んでもらっているのです。 お肌に良いドリンク等、
お客様のニーズに答えて いくことをどこまでやるか?
なのです。
お客様をどう呼ぶかよりも、減らないようにすること。
問題を先回りしなければならない。こうなるだろうな…
ということを察知して先取りすることなのです。
お客様の平均年齢は上がっています。 同業他社が敵
ではなく、お客様のニーズが怖いのです。 どんな業種
でも強みが無いとやっていけない。よそと 違うものが
なければならない。 居酒屋であれば、強みとして
おでんはどこにも負けない。 というような強みが必要
なのです。
ジャパネットたかたも、どんなお客様を大事にしている
かと言うと、既存客。一度利用頂いている方を大切に
しているのです。
業績を上げている会社は、既存客を大事にしているの
です。バグジーは会員制。3万円を入れて頂くと、料金も
安くなり、お客様が既存客になります。
2つ目は行動力。 成功している人としていない人との差は、
行動力。 そのた為には、スピードが必要。6割いけそうと
思ったらやる。やばいと思ったらやめる。失敗を怖がったら
何もできない。
1回はずれても、当たるまでやる。
上記で一番大事なのは、失敗をすること。どんどん失敗を
することです。久保氏も同じ様にたくさん失敗したそう です。
できない人とできない人がいて、そこに差をつけると 辞めて
しまいます。 バグジーにも「辞める」という社員がいました。
「どうして?」と聞くと「仕事時間が長い」と言ったので 休みを
増やしました。しかし、また辞める社員がいたので、 「どうし
て?」と聞きました。その人も「仕事時間が長い」 と言ったの
です。しかし、辞める理由はそこではなかったの です。
これも失敗。
久保氏は病気をして、社員を大事にしなければならない。
と思ったそうです。失敗は大切なのです。
明治になり、天皇が東京へ移りました。その時、京都から
東京へ移った店はひとつだけで、他は動きませんでした。
しかし、ついて行ったお菓子屋さんは日本一になりました。
やはり行動力が大切なのです。いつも挑戦することが重要
なのです。
3つ目は、明るい事。積極的であること。 前きであることが
一番。面白いのが、前向きな人は感謝の気持ちを持って
います。久保さんは、感謝する人には多く給料をやるように
しています。
特に、リーダーは明るくなければなりません。 暗いと難しく
考えます。明るい人は簡単に考えるから、目標が高いのです。
売上が上がらない店長が言いました。 しかし、自分に任せて
下さい。と言うのです。「何か作戦が あるのか?」と聞くと
「無い」と言います。「どうするんだ?」と聞くと「気合だ!」と
言いました。
リーダーがライオンで後は羊なのと、リーダーが羊で後は
ライオンとでは、リーダーがライオンの方が強い。そんなもの
なのです。それと、忘れることが大切です。
大切なのは3つ。
見える3つをお話しします。 居酒屋で良いという店は、2つ
理由があります。 「美味しい。対応が良い。」です。悪い
ところは 「感じが悪くて、まずい。」
商品とサービスについてだけ教えます。 美容師で繁盛して
いるところは、練習量が違います。毎日 練習しているのです。
毎月50時間。聞いただけでも、 どちらに行きたいかは決め
られます。
サービスはどうでしょう。 ゴルフ好きがパターが上手く行かない。
という方だったら…。 カットが終わって、お客様の膝にゴルフの
本が置いてあったら?
ワサビが好きなお客様だったら、ワサビを多めに出したらどう
思うでしょうか?割と簡単なものです。
ワイン好きのお客様であれば、ワインのラベルに、お誕生日
おめでとうと書いて出したら…。そう言うことなのです。 覚えて
おくこと!
鯵とか鯖は、どうして安いのでしょう?網で取るので手間が
かからないからです。アラカブとか高い魚は、一匹ずつ竿で
釣るから高いのです。と言うことは、手間をかける方が良い。
お客様は、手間を好むのです。
バグジーには、マニュアルがありません。全員がお客様が
喜ぶことを考えています。全員本気なのです。牛乳を買って
帰っていたら、日付の新しいものと交換してくれた。嬉しい
対応なのです。
働く人が良いと対応をしてもらう為には、プライベートが充実
していなければなりません。お客様に「だいたい」のサービスを
する店員はプライベートもすさんでいます。
親、祖父母を大事にすることを賞賛しています。 給与をもらっ
たら、両親や祖父母へプレゼントをする社員は、心が素晴らしい!
そうするように、久保氏は教えているそうです。プライベートを
充実させることです。優しい心を持た せることなのです。
久保氏がスタッフに「親、祖父母を大切にしよう!」と言ったら
「やりましょう!」と言ってくれました。その為には、どうすれば
いいのか?それは、家族的な会社です。従業員の誕生日を
知っていますか?誕生日も知らない上司の話を聞こうとしま
すか?
まずは、 コミュニケーションをどんどん取る事。無駄な事を
やっている会社が伸びています。運動会、懇親会、バーベキュー
大会、花見、忘年会をする会社が強い。これは、全て事業 とは
関係ないこと…と言うことは無駄です。しかし、無駄 なことが
大事なのです。
ある社長が言いました。「図書室がある会社は伸びている。
本を読む社員の心は豊かになる。」良い言葉を出す人は
読書家です。
勉強の仕方は2つあります。1つは読書。もう1つはベンチマーク。
カンブリア宮殿。がっちりマンデー。スペシャリストを見る。
企業訪問をする。勉強会へでる。そうすることで、強くなる。
みんなが協力するためには、心が豊かでなければなりません。
もっともっと、勉強をしなければならないのです。
バグジーでは、しつけも必要と思います。仕事中はタバコを
吸わない。しかし、仕事が終わり社長が了承すると、タバコを
吸う社員は「ありがとうござます!」と言って吸い始めるそうです。
ジャックウエルチが言いました。勉強する会社が強くなる。
バグジーでは、玄関マットの下にお礼状を書いておいてます。
「ダスキンさんの〇〇さん、ありがとうございます。」と 書いて
置いておくのです。感謝の気持ちをもつ事なのです。 自分の
地域の地元の企業を大事にします。企業名には〇〇さんと
さん付けしなければダメです。
最後にもう1つ。メモを取る事。そうしなければ覚えません。
修士でなければなりません。自分の人柄を良くしなければ
ダメです。
久保氏が大きなベンツに乗っていた時の事。知人が笑いながら
寄ってきました。「久保君。中身がないからそんな車に乗らなければ
ならんのじゃね…」と言ったのです。その言葉を聞いた時、頭を
大きな石で殴られた気がしました。
早起きは3文の得。早起きをしなければならない。
目上の人から可愛がられる。
年下の人から慕われる。
家族から尊敬にされる。
明るい未来を創造下さい。
基本的な事ですが、とても大事なお話を聞くことができました。
ありがとうございました!
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