「指導力」雑感 石村萬盛堂 石村善悟社長 後編
本日のブログは、「「指導力」雑感 石村萬盛堂
石村善悟社長 前編」の続きになります。
本当の知恵。本当に物事を成す人のことです。そこには、
学歴や文章能力ではありません。それは、気付きの
チカラを持っています。情報過多の時代。何が正しいか、
何が間違いかを考え、行動する。お客様のため、売り上げの
ため、皆さんの合意、双方を考え行動出来ること。
豊臣秀吉はそういう人ではなかったのか?
草履取りの時。信長が草履をはいた時に、尻にしていた
だろう、と叱られました。しかし、いつも信長が冷たい思いを
しない為に、胸に入れて温めていました。その様な心遣いは
素晴らしいと感じました。本能寺の変が起こった後、明智
光秀を即打てば、自分が天下取りになれると考え、毛利
攻めをあっという間に集結し、即帰りました。
その場で、即座に応対し最高の良作を思いつき、一番良い
方法で応対し、目的につき進むチカラは素晴らしいものでした。
その為に必要なものは、
①愛情を持って当たる
②素直であること
③気付きと気配り
ではないかと思います。
社内でも、気付きのチカラが強い人がいるのものです。
ヒントらしきものがあった時に、あっ!これは行ける、と
思えるチカラが必要なのです。
「一言集約」と言う言葉があります。たった一言に集約して
いく。これを訓練して行くことが大切なのではないでしょうか。
例えば「掃除しよう!」この一言で皆掃除のレベルがあがり、
他の仕事のレベルも上げてくれました。この様な事が
指導者には必要なのです。
また、お客様満足と経費は二律背反のものですが、それも
難しい課題です。例えば、紙袋の問題で、お菓子以外に
荷物が多かったので、袋を下さいと言ってきたお客様に、
袋はございませんと店員が答えた。その事で、クレームが
上がってきた。
さて、どちらを選ぶべきか?難しい問題ではあります。
しかし、それをどう動くかを指導して行かなければならない。
損をしてでも、徳を取るという応対も会社の方針なのです。
先見性も必要。今の時代を読み、未来を読み取るチカラ。
地球から外へという時代から、地球の中に戻す時代では
ないでしょうか?
ITでお見合いまで出来る時代。もうついていけない時代。
では、これからの時代はどうなっていくのか?難しいもの
です。原発を推進なのか?反対なのか?も難しい問題
なのです。3.11までは推進案もあったが、現在は判断
自体が難しいものになっています。
石村社長の講演はいつも気付いてないことを気付かせて
くれます。私自身が忘れていることを解りやすく話して
くれます。私も、何が正しいのかを見分けられるチカラを
付けていきたいものです!
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