税務署の人事給与について 博多税務署 法人課税課 加藤統括官
2月4日朝8時より、博多法人会の朝の勉強会「一水会」が
ホテルクリオコートにて、行われました。
今回は、税務署の人事制度について、博多税務署 法人課税課
加藤統括官からお話頂きました。
加藤統括官は、奥さんと5年生と2年生のお子さんの4人で、
大野城の牛首に住んでいます。
アラウンド40の世代。
剣道では凄腕の持ち主で、20代の時に剣道5段を取得し、
今は、少年剣道を教えに週1回行っています。
平成元年に税務署に入署。
福岡税務署管轄内に31署あり、その税務署を転勤で回っていました。
主に、法人税を勤務。
福岡の人事は人事1課と人事2課とに分かれている。
1課1係は任用係、給与。
1課2係は交差係、執務研修、服務がある。
今は、服務の担当者が忙しい時期。
また、素行調査も行っている部署で、昇進試験も担当。
税務職員全員、入署した一番最初の役職は、財務事務官(新米の印)。
そのあとが、国税事務官、上席国税調査官、次が統括官、副所長、
所長という順番で役職がある。
今の税務署は給与の上がり方にも、頑張っている署員と
そうでない署員とに、大きく差が出てきています。
転勤先についても、本人から希望を出せるようになっています。
職員は福岡国税局管轄は2500人。国税が500人。
税務署員が2,000人という割合。
日本全体の税務署員の5%を占めています。
転勤は、誰かが出ないと入れません。よって、新しく席ができるのではなく、
前任に動いてもらわないといけないので、転勤はとても煩雑になります。
お互いに日程調整をしなくてはいけません。
これはとっても複雑です。
基本的には、家族と一緒に転勤することとなっています。
家の差し変わりも大変です。
給与は毎月16日支給。100%振込。
退職金は、俸給月額と勤務年数でかけ率で算定できます。
手当は扶養は配偶者が13,000円、子供一人6,000円。
通勤手当55,000円、住居手当21,000円。
単身赴任23,000円+加算額 距離に応じて出されます。
特地勤務手当 1級地~3級地 まであります。
査察官へは1日550円の特別給が出されます。
このたび新人事制度が施行されることになっています。
新人事評価は、自分たちと評価者との間で、業務目標を設定し、
それぞれで立てた計画の進み具合をお互いに評価していきます。
その内容について、本人の希望があれば開示されます。
博多税務署 法人課税課 加藤統括官、知らない税務署の部分を
お教え頂き、ありがとうございました。
トラックバック(0)
トラックバックURL:
コメントする