「1件のホームページコンサルで1000万円!」博多経友会6月例会
今回の講師は 株)ペンシル
代表取締役社長 覚田義明氏です。
不安定なWEB業界で躍進するペンシル経営の秘密!
~後発だったペンシルが安定し勝ち続けている理由~
ペンシルは、インターネットのコンサルティング会社として、
調査から分析・企画・制作・開発・運用・効果測定など総合的に行っています。
1995年に創立。
13年目の現在、売り上げ6億円、スタッフは80名。
覚田社長が起業した当時から現在でも
同じ業界で活動している企業は、わずか数社。
とかく生存競争が激しいWEB業界(ホームページ制作)で躍進的に発展しています。
当初は売上6万円、自宅謙事務所家賃が1LDKで9万円と
2000万円の借金からのスタート。
スバ抜けた営業力もなく自宅兼事務所で、
どこよりも安くホームページ制作を受注していた覚田義明社長。
借金の支払いもできず、行き詰まっていた覚田義明社長でしたが、
当時の借金王だった大手不動産会社の社長に会いに行き、聞けば
「何か良い方法を教えてくれるかも?」と思い立ち、
その社長へ会いに行ったが、
答えは「もっと借金しろ!」と言われた。
当時、覚田義明社長はホームページを制作を1ページ15000円で受けていた。
大手は60000円。
しかし、金額が合わないので1ページ20000円に値上げした。
そして、「もっと上げたい!」と思ったが、
大手と自社との金額がそのうち30000円で同じになるだろうと、推測。
この、ホームページ制作の仕事もそのうちダメになることを予言した。
「なんか他に、良い方法は無いのか?」と考える日々が続いた。
あるとき、覚田義明社長は車を見に行った。
その時、高い車ほど値引が少ない事に気づいた。
そこで覚田義明社長は「200万円以下のホームページしか作らない!」と決めた。
すると不思議なことに、ある有名な美容専門学校から発注があった。
「ワクワク、ドキドキさせるページ!」を作ったらしい。
「今度は500万円だ!」と思い、福岡でも有名な「めんたい」の会社へ営業に行った!
そこでホームページの事を聞いたら、半年でめんたいが3個しか売れてなかった。
覚田義明社長は「インターネットで”めんたい”は売れない!」とその会社の社長へ断言した。
そして、なぜ売れないかを毎月50個の「めんたい」プレゼントキャンペーンをした.
すると、6万人が、なぜ売れないかを教えてくれ、
インターネットでも売れる「めんたい」をこの会社は開発した。
そんなやり方がうわさになり、営業はしなくても
一部上場企業から、どんどん発注が来るようになった。
ある大手健康食品会社からも仕事がきた。
この会社もインターネットで商品が売れてなかったのだ。
覚田義明社長は、その会社の社長に
「コンサル料は1本ですよ!」と言ったら、
なんと1000万円が振り込まれて来た。
覚田義明社長は、売れない原因を分析する為に、
トップ営業マンと売れない営業マンへインタビューをした。
その話を分析しインターネットでも対策を考えホームページを制作。
なんと!売上が7倍になった。
このように、現状分析が得意な覚田義明社長は、13年目の現在、
ペンシルを売り上げ6億円、スタッフは80名の会社に成長させた。
当たり前の分析をすれば良いことのように思える話ですが、
「なぜ売れないのか?」についてのヒントはお客さんや社員にあることを知り分析し、
それを売れる方法へ変換させてしまう覚田義明社長はすばらしい。
ペンシルは今の時代にあったビジネスをされていることが、
覚田義明社長の講演でよく解りました。
覚田義明社長本当にありがとうございました。
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会社が儲かる為には色々な企業努力をしなければならないと言う事が良く分かりました。それと発想の転換ですね~同じ視点から物事を見るだけでは成長しないですね。私達水商売にも似て通ずるとこがありますので参考になりました。山笠出るんですよね頑張って下さい