九州産業大学にて講演 後編
このブログは「九州産業大学にて講演 前編」の
続きになります。
私のこれまでの経緯(このオッサンはどんな人)
大学時代、1年は真面目に56単位。2年から遊んで
12単位。3年は頑張って30単位以上。4年で卒業は
したが、工学部建築科卒。就職難で、希望の職は
無い。マンションの営業職に就いたが、実は
設計士を目指していた。あえなく敗退!
大学で学んだことは「鶏口牛後」。三流大学だが、
その中では成績はトップクラスだった。毎日楽しく
過ごせた。高校は進学校で劣等生だった私だが、
大学はいつも勝っていた。「自分は出来るんだ!」と
思ったことが多かった。学費は出してくれたが、親が
貧乏で、2年生からは生活費なし。奨学金39000円+
バイト50000円の生活。これも起業の役に立った。
89000円‐家賃40000円‐生活費30000=19000円が
小遣い。自炊1日1000円を使うのが怖かった。
この事で、金銭感覚が備わった!
就職して学んだこと
社員600人の会社。年商500億。しかし「営業」。
会社には、一流大学出は全く居ない。三流大学
出ばっかりの会社。業務の内容は(虎の穴)休み無し。
売らないと社員ではない。人間ではないと鍛えられた。
夜は何時まででも仕事。そんな日々を送っていたが、
2年目から1000人の営業マン中1位!クリスマスも
夜遅くまで営業。楽しくて、仕事を遅くまで頑張っていた。
ここでも「鶏口牛後」だった。三流会社でも1番になれる。
しかし、良い時代は長く続かず、入社12年でリストラ。
クビになったとき、会社の業績は悪く、定価2200万円の
マンションを1400万円で売れといわれた。差は800万円。
こんな事をさせられるくらいなら…と独立。
起業して学んだこと
自分で会社をすることの難しさ
・お金がない
・やり方がわからない
・お客がいない
…など。
人生で大切なことは、人との出会いが鍵。
私にとっては、ランチェスター経営の竹田先生。
やずやの創業者矢頭宣男社長。信頼してもらう
行動をすることを教えて頂いた。
経営に大切なのは、商品、地域、客層。今からでも
たくさんの人と知り合うことは大切。
就職する会社の選び方
大手の会社へ就職が人生の目的か?違う!
働きやすく、自分を成長させてくれるところがいい。
成長している会社へ面接に行く。人材不足だから
任される。自分も伸びる。大きいプロジェクトを体験
できる。私の経験では、就職して3年目で1億の
プロジェクト。5年で5億…と任せてくれた。だから、
会社は鶏口牛後でやれる会社を探した方がいい。
面接の必勝法
仮面はかぶるな!素で行け!
自分の良いところ分析する(自分の良いところを
知らないなら、友人に聞いておく。わかりやすく
説明できるようにしておく)
一流大学出身とはスタートが違う。就職する会社は
違う。それは仕方がない。5年必死にやれば、変わら
なくなる。要は「やる気」。
・「鶏口牛後」でやれる会社で、理想人生の目標を
設定する
・西郷隆盛や織田信長の様な社会貢献をする
・30歳まで、40歳までに取りたい年収や家族構成を
考える
・死ぬまでにやり遂げたいことを考える
・「自分だけは違う」という考えは捨てろ!
大学生へどれだけ伝わったかは、わかりません。
しかし、若い人へ私のようなものからメッセージを
送ることは、今後も続けたいものです。
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うちの息子にも、読ませたい。
僕も、ためになりました。